スポーツ選手はむし歯になりやすい！？

　おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にある🦷いずみ中山歯科🦷　事務の古川です。



　今朝の仙台市南中山周辺は快晴🌞です。今朝の最低気温は-4℃ほどと今日も冷え込んだ朝になりました。日中の予想最高気温は3℃と昨日よりほんの少しだけ上がりそうで、ようやく平年並みの気温となるようです。ただ、夕方から夜の始めにかけてまた雪❄の予報が出ています。外出される方は防寒対策を万全にして傘をお持ちになってお出かけください。外出されない方も重ね着をして寒さ対策を行ったうえで、無理のない範囲でエアコンの温度を下げるなどして節電を心掛けるようにしましょう。体調に留意しながら適切にエアコンを使用し、併せて換気も心掛けるようにしてお過ごしください。



　スポーツ選手はむし歯になりやすいということをご存じでしたでしょうか。それは次のような例などが原因になります。



原因1・・・激しい運動で口呼吸が多くなり唾液が乾いて歯の再石灰化作用が働きにくくなります。



原因2・・・汗をかいて唾液の分泌が減ってしまい唾液による歯の再石灰化作用が働きにくくなります。



原因3・・・スポーツドリンクを飲む機会が多く酸が歯のエナメル質を溶かしてしまいます。



原因4・・・疲れと空腹で糖分を多く摂るようになり、さらに間食の回数も増えて虫歯のリスクが増加します。



原因5・・・練習の疲れで就寝前の歯みがきがおろそかになりがちになります。



原因6・・・平日などは練習を休めず、休日は体の休養に充ててしまい歯科に通うのは後回しにしがちになります。



　以上のような原因でスポーツ選手はむし歯になるリスクが高くなります。これはプロ選手などのトップ選手だけではなくて小学生の野球やサッカーなどスポーツを始めた時からリスクが高まり始めます。



　お口は体を動かすために必要なエネルギーを食事としてよく噛んで食べることで得ています。また、運動するときには力を最大限に発揮しようと歯を食いしばります。歯が万全でないと100%の力を発揮することが難しくなります。スポーツで上を目指せば目指すほど練習量が増えて上記の原因となる行動が増えやすくなりむし歯のリスクもより高まります。



　このようにスポーツ選手は歯が大切（スポーツ選手ではなくても同様に大切ですが・・・）にもかかわらずむし歯のリスクが高いということを知っていただいて定期的に歯科を受診していただくことを推奨します。



　なお、「唾液による再石灰化」については2021年8月21日付当ブログを、「むし歯になりにくい食生活」については2021年11月16日付当ブログを、「歯みがき」については2021年11月17日付当ブログをそれぞれご参照ください。



　一昨日の新規感染者は仙台市で416人、宮城県全体では942人で前週の土曜日より321人の減少、昨日は仙台市で399人、宮城県全体では813人で前週の木曜日より193人の減少となり12日連続での減少となりました。新型コロナの第8波は1,000人未満の日も見られるようになり少し落ち着いてはきましたがまだまだ油断はできません。またインフルエンザの流行はまだピークアウトしていません。寒くても何とか換気や手洗い・うがいなどを心掛け基本的な感染症防止対策（3蜜回避、手洗い、マスク着用、換気）を徹底していきましょう。新型コロナに対応される医療従事者の負担を再び増大させないためにも、自分たちの様々な楽しみを守るためにも、感染の拡大防止を最大限に心掛けていきましょう。























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