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いずみ中山歯科のブログ

口呼吸はむし歯になりやすい?


 おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にある🦷いずみ中山歯科🦷 事務の古川です。

 今朝の仙台市南中山周辺は雲☁が多いものの晴れ🌤です。日中もこのまま晴れ🌤の予報です。午後になるとやや大気の状態が不安定になり、山沿いではところにより急な強い雨⛈が降るかもしれないとのことでした。昨夜からの最低気温は26.4℃と18夜連続の熱帯夜となりました。昨日の仙台市の最高気温は33.3℃まで上がり湿度もやや高く少し不快な暑さに感じました。今日の予想最高気温は昨日よりやや高い34℃まで上がる予報です。今日の宮城県は東北地方で唯一熱中症アラートが発令されていませんが、湿度はやや高く猛暑日一歩手前まで気温が上がる予報ですので熱中症には厳重な警戒が必要です。こまめな水分補給(喉が渇いていなくても飲むくらいが良いそうです)と適切なエアコン(室温が28℃以下になるように)の使用で熱中症対策を万全にしてお過ごしください。いずみ中山歯科では、待合室内にウォーターサーバーを設置していつでも水分補給をして頂けるよう準備しております。来院されましたら先ずはコップ一杯のお水で喉と体を潤すようにしてください。

 人が生きていく中で必要不可欠なものなのに、意識を向けることがほとんどないのが呼吸です。ただ、新型コロナウイルスの流行後、マスク生活が定着しその結果マスクに付着したニオイなどを感じるようになり呼吸で感じる口臭が取り上げられることが増えました。「口臭:口のにおい」と言うように、マスクをしていると通常の鼻呼吸ではどうしても息苦しさを感じてしまい、より多くの空気を吸おうと口呼吸になってしまいます。口呼吸が習慣化してしまっている方も少なくないと思われますが、まずはご自身が口呼吸をしているか鼻呼吸をしているか確認してみてください。

 口呼吸をしている方は要注意です。口呼吸をすると唾液の量が少なくなります。唾液の持つ様々な作用は2022年11月26日付当ブログでもご紹介しましたが、唾液の量が少なくなると緩衝作用が低下します。食事をするとお口の中は一時的に酸性になります。その酸を唾液が中和してむし歯から歯を守る働きが緩衝作用です。また、唾液には酸で溶けた歯を修復する再石灰化作用も担っていますが、こちらの作用も唾液の量が減ると低下してしまいます。

 口が乾いて唾液が減ってしまうと細菌の活動が活発になってしまい、むし歯だけでなく歯周病にもかかりやすく、進行しやすい環境になってしまいます。その他、唾液によって保護されていた口腔内の粘膜も口内炎ができやすくなったり、舌が赤くなってヒリヒリするといった舌痛症になったりするなど粘膜の炎症リスクが高まります。

 口呼吸で口が開いた時間が長くなると唇の筋力が弱まり歯並びに影響を及ぼすこともあります。さらに、鼻呼吸では外部から侵入する細菌やウイルス、異物などはフィルターの働きをする副鼻腔を通過して綺麗な空気を肺に吸うことができますが、口呼吸ではフィルター機能がないため、細菌やウイルスが直接肺に入ってしまい感染リスクが高まります。

 口呼吸を治すためには、口呼吸になっている原因を特定する必要があります。アレルギー性鼻炎や慢性鼻炎で鼻の通りが悪くて口呼吸になってしまうことがあります。この様な場合は耳鼻科での治療が必要になります。耳鼻科的原因が無い場合は口の周りの「口輪筋」という筋肉を鍛えることで改善が見られることがあります。口輪筋の鍛え方として代表的なのは「あいうべ体操」です。あいうべ体操については2021年10月27日付当ブログでご紹介していますのでご参照ください。なお、いずみ中山歯科でもあいうべ体操の指導なども行っていますのでご興味がございましたらスタッフまでお声がけください。

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