いずみ中山歯科のブログ
スポーツドリンクは体に良くても歯には悪い
おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にある🦷いずみ中山歯科🦷 事務の古川です。
今日の仙台市南中山周辺は快晴🌞です。ただ、寒気に放射冷却もあいまって今朝の最低気温は-5℃ほどまで冷え込みました。日中の予想最高気温はなんと9℃と3月中旬並みの暖かさになるそうです。朝晩の気温差が15℃近くなるので体調管理にはお気を付けください。また、気温が高くなるので、住宅街では屋根からの落雪、少し山手などでは急な斜面からの雪崩にはくれぐれもお気を付けください。外出される方は、歩道など完全に凍っている箇所では水が浮いて一段と滑りやすい状態になっているおそれがあります。くれぐれも転倒には十分に気を付けてお出かけください。外出されない方も予想最高気温は9℃まで上がるとは言え寒いことには違いがありません。重ね着をして寒さ対策を行ったうえで、無理のない範囲でエアコンの温度を下げるなどして節電を心掛けるようにしましょう。体調に留意しながら適切にエアコンを使用し、併せて換気も心掛けるようにしてお過ごしください。
スポーツをすると水分、ミネラル、エネルギーを失いますがこれらを素早く補給できるものとしてスポーツドリンクがあり、スポーツ選手にとっては欠かせないものになっています。トップアスリートになるとその濃度や温度、量、タイミングなどが全て管理され最高のパフォーマンスを発揮するための必須アイテムになります。
しかし、スポーツドリンクは歯の健康にとってはリスクの高い飲み物になります。スポーツドリンクにはエネルギー補給のために糖分が入っていて、これを繰り返し飲むことでむし歯菌に常にエサを与えることになりむし歯のリスクが高まります。
さらにスポーツドリンクには酸も含まれます。酸が歯に触れると化学反応を起こして歯が溶けます(酸蝕症)。市販のスポーツドリンクの酸性度はpH3.5程度が主流で、かなり酸性度の高い飲料になります。練習中にスポーツドリンクを繰り返し飲むことで歯と酸が触れる機会が増え、なおかつ運動により口が乾いて唾液で洗い流されないため、酸が口の中に長く残ってしまい歯が溶けてしまいます。運動中の水分補給でスポーツドリンクは効果が高いものですが、飲んだらすぐ水で口の中をすすいだり、水を飲んだりということも併せて行って少しでも口の中に酸が残らない工夫をするようにしてください。特に小中学生の方は生え変わった永久歯がまだ柔らかく成人よりも酸に弱い状態です。スポーツドリンクと水はセットだと考えて水分補給するようにしてみてください。
酸蝕症については2022年4月12日、4月13日付の当ブログを参照ください。
昨日の新規感染者は仙台市で246人、宮城県全体では879人で前週の火曜日より401人の減少となり14日連続で前週同曜日比での減少となりました。新型コロナの第8波は減少傾向ですがインフルエンザは増加傾向にありどちらも流行が継続しています。各自が基本的な感染症防止対策(3蜜回避、手洗い、マスク着用、換気)を徹底して減少傾向に転ずるよう努めていきましょう。これ以上、医療従事者の負担を増大させないためにも、楽しいお正月を安心して過ごすためにも、感染の拡大防止を最大限に心掛けていきましょう。
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