いずみ中山歯科のブログ
歯みがき中の事故を未然に防ぎましょう
おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。
今朝の仙台市南中山周辺は霞がかかっているように感じるものの快晴です。昨夜からの仙台市の最低気温は早朝に記録した19.1℃と平年より3℃以上高い朝になりました。今日も概ね晴れて陽射しが強くなりそうで予想最高気温は28℃と平年より5℃ほど高い暑い1日になりそうです。ただ、午後になるとやや大気の状態が不安定になりところにより雷雨があるかもしれないとのことでした。外出の際は陽射しを避けてこまめな水分補給を心掛けるなどして熱中症に注意してお過ごしください。外出されない方も窓を開けて室内が温室にならないように気を付けて、やはりこまめな水分補給を心掛けて体調に留意してお過ごしください。昨日の当ブログでご紹介した熱中症予防対策を行って熱中症にならないように気を付けてお過ごしください。
個人差はありますが、概ね2歳頃になると一番奥の第二乳臼歯を除く16本の乳歯が生え揃ってきて、前歯がすべて生えることで噛みにくい物もかじりついたり、引き裂いたりして奥歯て嚙みつぶして食べられるようになってきます。
こうなってくるとますます大切になるのが歯みがきです。そして、それまで保護者の方に磨いてもらっていた歯みがきを、お子様自身でも歯みがきの練習を始める時期にもなってきます。そこで注意しないといけないのが「歯磨き中の事故」です。
子どもの歯みがき中に、歯ブラシをくわえたまま動くことで転倒したりぶつかったりして、のどを突く事故が報告されています。東京消防庁管内では、5歳以下の乳幼児が歯ブラシで受傷した事故により、令和4年までの5年間に182人が救急搬送されており、特に1、2歳で多く発生しているそうです。
のどの近くには大切な血管や神経があり、それらを傷つけることが考えられ、さらに、口の中の雑菌により感染症を起こすおそれもあります。
下記の注意事項を参考に、事故を予防することに努めましょう。
- 保護者がそばで見守る中で、床に座って歯みがきをさせましょう。
歯みがき中やその前後に、動き回って転んだり、椅子やソファなど不安定な場所から転落したりして事故が起きています。床に座らせるなど安定した姿勢、場所で、準備が整ってから歯ブラシを持たせ、歯みがきが終わるまではそばで見守るようにしてください。周囲の人にも声をかけてぶつからないように注意を促しましょう。
- 子ども用歯ブラシは、のど突き防止対策を施したものを選び、保護者が仕上げみがきをする歯ブラシと使い分けをしましょう。
歯ブラシの先端が曲がるものや、奥まで入らないようにストッパーが付いたものなど、のど突き防止のために工夫された歯ブラシも販売されています。対象年齢を確認し、使用前には不具合がないかよく確認しましょう。
- 細長いものを口に入れたまま、持ったまま、動くことはやめさせましょう
注意するのは歯ブラシだけではありません。箸やフォーク、スプーン、ストロー、ペンなど、口に入り長さがある物であれば、のど突き事故が発生するおそれがあります。保護者が見ていないところで持ち出すことがないように、子どもの手の届かないところで管理しましょう。
細長い物を口に入れて使用する時はお子様から目を離さず、またお子様の手が届くようなところには歯ブラシのほか前述した箸やペンなど細長い物を置かないようにして、事故が起こりえない環境を整えるように注意しましょう。
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