いずみ中山歯科のブログ
歯科定期検診(メインテナンス)の間隔を3ヶ月を超えない程度で推奨する理由
おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。
今朝の仙台市南中山周辺はどんよりとした曇り空☁です。昨夜からの仙台市の最低気温は早朝に記録した4.0℃と冷え込みが弱まりました。日中は次第に雲に厚みが増して昼頃から雨☔が降り出す予報です。雨は夜になるとやや強まるようですので、今日は丈夫な傘をお持ちになると良さそうです。予想最高気温は10℃と昨日よりは4℃程下がる予報ですが、それでも平年よりはやや高くなるようです。平年よりはほんの少し高い気温にはなりそうですが、今日は陽射しが無く雨の予報も出ていますので、雨除けになるコートなどを羽織ってお出掛けされると良さそうです。外出されない方はまだまだひんやりとしてきますので、適切に暖房器具を使用して快適な室温を保つようにして体を冷やさないようにしてお過ごしください。
さて、今日からいずみ中山歯科の定期検診(メインテナンス)についてご紹介します。初回の今日は「3ヶ月に1度の歯科定期検診を推奨する理由」についてです。
食事などで歯に付いた汚れは食後8時間ほどすると細菌が付着してプラーク(歯垢)が形成されます。さらにプラークは約48時間(2日程度)で硬い歯石に変わり始めてしまいます。歯石に変わってしまうともう歯ブラシでは除去できなくなり、その後も細菌はどんどん増えていきます。
歯石は歯科で専門の機械を使って取り除きますが、歯石が多くの歯に付着している可能性が高くなるのが3カ月程度と言われていて、清掃しやすく、これ以上悪化しないように歯石を落とすタイミングとしてベストなのが3ヶ月程度とされています。もちろん、歯石が付かないように毎日丁寧に歯みがき(セルフケア)をしていただくのが最善の策ではありますが、どんなに丁寧に歯を磨いても全く歯石を付けさせないということは非常に難しいことです。
また、むし歯の有無を確認したり歯周病の進行を止められたりすることのできる歯科定期検診は、口内環境を整えられるのでトラブルの予防処置にもなります。
日本では痛くなってから歯科受診する人がまだまだ多いようですが、そうなると歯はどんどんなくなってしまいます。むし歯の治療で1度でも詰め物をすると、その継ぎ目の僅かな隙間にまたむし歯菌が入り込んで高い確率でむし歯(2次カリエス)が発生してしまいます。1つの歯の治療を繰り返すうちに最終的には抜歯になってしまいます(2023年2月15日付当ブログ「歯の一生」を参照ください)。
そのため、とにかく口腔内にはトラブルを起こさないことが大切。トラブルが起きないように歯科衛生士による検査と清掃など(プロフェッショナルケア)をするのが定期検診です。
検診の頻度は患者様のお口の中の状態によっても変わりますが、いずみ中山歯科では、毎日の歯磨きが苦手でプラークの付着の多い方だと2ヶ月、歯磨きが上手でプラークの付着が少ない人は4ヶ月、通常は3ヶ月を超えない程度を推奨しています。定期検診(メインテナンス)を行われている方は上述のとおり概ね3ヶ月ごとの来院になりますが、そのほか何か気になることがありましたら些少なことでもお電話でも構いませんのでスタッフまでご相談ください。
いつまでも健康な口腔内を保つため、毎日の歯ブラシやフロス、歯間ブラシを使ったセルフケアと歯科でのプロフェッショナルケアの両方が必要になります。
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