いずみ中山歯科のブログ
砂糖とは比べ物にならない甘さ
おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。
今朝の仙台市南中山周辺は雲が多いものの晴れです。昨夜からの仙台市の最低気温は未明に記録した5.2℃でした。その後は気温が上がり、朝の南中山周辺では車の温度計で10.0℃と季節外れの暖かさで、最低気温は平年より6℃ほど高い朝となりました。日中はこのまま晴れたり曇☁ったりの予報ですが、夕方以降ところによってはにわか雨も予想されています。日中の予想最高気温は17℃と最高気温も平年より11℃ほど高い予想で4月中旬並みの陽気になるとのことです。日中は陽射しが気持ち良く春めいた陽気になりますので、春物の上着でのお出かけが良さそうです。外出されない方も暖かい空気を取り入れたり陽射しを取り込んだりして暖房器具などの設定温度を少し下げるなどできる範囲で環境に配慮しながら体調に留意してお過ごしください。
昨年11月22日付当ブログで代用甘味料はむし歯菌のエサにならないことをご紹介しました。代用甘味料と名付けられているように砂糖の代わりの甘味として広く用いられますが、この甘味が驚くほど強いということをご紹介します。
ガム、キャンデー、ようかん、コーヒー飲料、清涼飲料水などの成分表示にステビア、アスパルテーム、アセスルファムKなどと記載されている物があります。これらは非糖質系の代用甘味料で、配糖体系、アミノ酸系、化学合成系の3種類があるそうです。
配糖体系のステビオサイドはステビアという植物から抽出され、砂糖の甘味を1とするとその相対甘味度は300もあり、糖尿病患者さん用メニューやダイエット食品に活用されているそうです。
アミノ酸系のアスパルテームは2種類のアミノ酸が結合した物で、砂糖の100~200倍の甘さを持つにもかかわらず約4kcal/gとカロリーは砂糖とほぼ同じだそうです。さらに同じアミノ酸系のネオテームは砂糖の1万倍、アドバンテームは約2万と驚くべき甘味度を持ち合わせているそうです。
化学合成系のアセスルファムKの甘さは砂糖の200倍。酸、熱、酵素に対して味が変化しにくいという特徴を持っているそうです。サッカリンは砂糖の200~700倍の甘味度を持つそうで、かつては発がん性が疑われていたそうですが、現在は発がん性物質リストからは削除されているそうです。
これらの非糖質系代用甘味料は砂糖よりも何百倍も甘く、単に甘さで比較すると砂糖とは比べ物にならないほどの甘さを持っています。非糖質系代用甘味料は糖質系代用甘味料とともに用いられたり、甘味増強のために機能性表示食品に使われたりと様々な形で利用されています。
ただ、カロリーを抑えられる、血糖値に影響しない、むし歯菌のエサにならないなどのメリットがある一方、甘さに対する依存が増す、血糖値が上がらなくても肥満や糖尿病との関連が認められている、腸内環境の悪化に繋がるなどのデメリットもあるそうです。
代用甘味料は国よって安全性が評価されて、それぞれの成分で許容一日摂取量が定められているので、メリットやデメリットをきちんと理解して、管理栄養士などの専門家の意見なども聞きながら使用するようにしてください。
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