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いずみ中山歯科のブログ

インプラントのメインテナンス4


 おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にある🦷いずみ中山歯科🦷 事務の古川です。

 今朝の仙台市南中山周辺は未明からの雪❄で薄っすら白くなっていましたが、8時前には晴れて雪も融けました。最低気温は0℃ほどとここ数日の中では少し冷え込み、暖かい日が続いていたので気温以上に寒く感じました。日中は雲の広がることもありそうですが概ね晴れ🌤て、日中の予想最高気温は9℃と昨日とほぼ同じような天気になりそうです。昨日から晴れていても空気が冷たく今日も外出の際は防寒対策をしてお出かけになると良さそうです。外出されない方は重ね着をして寒さ対策を行ったうえで無理のない範囲でエアコンの温度を下げて節電を心掛けるようにしましょう。体調に留意しながら適切にエアコンを使用し、併せて換気も心掛けるようにしてお過ごしください。

 今週は歯を失った後の治療の1つインプラントについてご紹介している4回目になります。一昨日はインプラントの大敵であるインプラント周囲炎についてご紹介しましたが、インプラント周囲炎以外にもインプラントの敵となることがあります。それが「噛む力」です。

インプラントを長持ちさせるためには過剰な噛む力への配慮が必要になります。この噛む力ですが、ガリっと一時的に強く噛む力というよりも、歯ぎしりや食いしばりといった無意識に行ってしまう継続的な強い力が問題になります。

 インプラントと顎の骨の間には天然の歯と違い噛む力を分散、吸収してくれる歯根膜がありません。そのため、過剰な力が生じた際にインプラントや顎の骨に直接力が加わわってしまいます。そのため、上部構造となる人工歯部分が欠けたり割れたり、連結パーツのアバットメントのネジが緩んだり歪んだり、稀にですが下部構造の人工歯根(インプラント体)と顎の骨が剥離してインプラントが抜けてしまうこともあります。

 また、インプラント周囲炎も歯ぎしりなどによって悪化することがあります。強い力がインプラントを支える骨に加わり続けることで顎の骨にダメージを受けて骨の破壊が進行してしまうことがあります。これは天然歯でも同様で、歯ぎしりなどで歯周病が悪化することがあります。

 歯ぎしりや食いしばりは無意識の癖なので自覚していない患者様がほとんどです。歯科では噛み合わせや、上下の歯やインプラントの状態を見極めてこうした癖の兆候に目を光らせています。兆候が見つかった場合は、噛み合わせの調整やナイトガード(就寝時着用のマウスピース)などで力の緩和を提案しています。歯ぎしり、食いしばりについては2021年10月15日付当ブログをご参照ください。

 このようにインプラントは天然歯と比較するとどうしても弱点ができてしまうので、定期的な歯科受診が大切になります。

 一昨日の新規感染者は仙台市で169人、宮城県全体では349人で前週の水曜日より145人の減少、昨日は仙台市で132人、宮城県全体では281人で前週の日曜日より134人の減少となり10日連続で前週同曜日比での減少となりました。新型コロナは減少傾向が続いていますが、インフルエンザはまだ増加傾向で県内に注意報が発表されています。昨日も雪が降ったようにまだ寒い日もありますが何とか換気や手洗い・うがいなどを心掛け基本的な感染症防止対策(3蜜回避、手洗い、マスク着用、換気)を徹底していきましょう。新型コロナに対応される医療従事者の負担を再び増大させないためにも、自分たちの様々な楽しみを守るためにも、感染の拡大防止を最大限に心掛けていきましょう。

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