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いずみ中山歯科のブログ

歯周病治療後の歯ぐきの変化


 おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にある🦷いずみ中山歯科🦷 事務の古川です。

 今朝の仙台市南中山周辺は、雲☁は見られるものの晴れ🌞です。今朝の最低気温は-1℃まで冷え込みましたが、現在は2℃、日中の予想最高気温は9℃と昨日とほぼ同じで日向の窓辺は心地よさを感じられるこの時季らしい陽気になりそうです。

 これまで歯周病については何度もご紹介させていただきましたが、今日は歯周病治療後にお口に起きる変化をご紹介します。歯や歯の周りの組織が正常な時は歯ぐきの位置は歯冠と歯根の境い目付近にあり、歯と歯の間も歯ぐきで埋められています。歯を支える骨は見えませんがしっかり歯を支えています。

 しかし、きちんと歯ブラシができていないとプラークや歯石が付着し歯ぐきが炎症を起こして腫れます。これが歯周病です。これまでにもご紹介しましたとおり歯周病は世界で一番感染者の多い病気です。適切な治療を受けないと歯を支えているあごの骨まで炎症が及び骨が吸収されてしまい、最終的には歯を失ってしまいます。

 歯周病の進行している方が歯科医院でプラークや歯石を取り除くと歯ぐきの炎症が改善され、腫れも引き歯周ポケットも浅くなります。すると、歯ぐきが下がって歯根が見えてきたり歯と歯の間に隙間が広がってきたりします。これは腫れが引き歯を支えているあごの骨が吸収された分、歯ぐきが下がった結果なので正常な治癒の過程と言えます。

 歯周病は、骨が吸収されていない歯肉炎の段階で適切な治療を受ければ歯ぐきが下がったり歯と歯の間の隙間が広がったりするのを防ぐことができます。歯ぐきが下がらないためにはやはり歯周病が進行する前に定期的なメインテナンスでプラークや歯石の除去をすることが大切になります。

歯ぐきが下がると歯根は歯茎の上に現れてきます。歯根は歯間と比べプラークが付きやすく、しかもプラークを取り除くのが難しい場所で、歯ブラシだけではプラークを十分に除去できません。なので、歯間ブラシやフロスを使う必要が生じます。これらには様々なサイズがありますので、自分に合った適切な物を選び、正しい使い方を知ったうえで使いましょう(2021年11月24日付当ブログ参照https://www.izumi-nakayama-do.com/archives/2845)。

いずみ中山歯科では定期的なメインテナンスとともに歯ブラシ指導などにも重点を置いていますので、お気軽にご相談ください。

昨日の仙台市の新規感染者の確認は176人で、宮城県全体としては407人と前週の月曜日より62人減少しました。まだまだ高い水準にあり、増加傾向、減少傾向どちらともはっきりしないまま小康状態になってしまっています。再度増加傾向に転じぬよう今こそうつさない、うつらないための丁寧な手洗い(手指消毒)、きちんとしたマスク着用、3蜜の回避を徹底して実行しましょう。今一度皆で気を引き締めて新型コロナウイルス、インフルエンザウイルスへの対策を徹底してピークアウトを目指しましょう。新型コロナに対応される医療従事者の負担を再び増大させないためにも、自分たちの様々な楽しみを守るためにも、感染の再拡大防止を最大限に心掛けていきましょう。

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