いずみ中山歯科のブログ
女性ホルモンと歯周病3(更年期)
おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。
今朝の仙台市南中山周辺は遠くに雲は見られるものの晴れです。寒気の流れ込みとともに放射冷却も強まり昨夜からの仙台市の最低気温は明け方近くに記録した1.2℃とほぼ平年並みの寒い朝になりました。日中も概ね晴れの予報ですが、北西よりの風が吹いて空気は冷たく、日中の予想最高気温は7℃と陽射しがあっても寒い1日になりそうです。
日中も気温が上がらず1日中暖房器具のお世話になる季節ですが、暖房器具を使用していると知らず知らずのうちに体から水分を失っていることがあります。これは睡眠時間も同様ですので起床時の水分補給も必要になります。これからの時季もこまめな水分補給を日常から心掛けて、来院された際は待合室奥にあるウォーターサーバーでまずコップ1杯の水分補給をするようにしてみてください。気温も低くなり、体感気温には個人差がありますが、冷水では冷たい、寒いとお感じの方は火傷に注意しながらお湯を少し入れるなどしてご利用ください。
最後に更年期です。更年期になると、女性ホルモンの分泌は低下に転じます。女性ホルモンの一種であるエストロゲンは骨密度の低下を防ぐ大切なホルモンですが、このエストロゲンの減少により骨密度が低下すると骨折を起こしやすくなってしまいます。
その影響は、口腔内にもおよび、骨密度の低下によりあごの骨が弱ると、歯槽骨という歯を支える骨も脆くなります。歯の支えが弱いと、歯がぐらつき抜けやすい状態になってしまいます。
また更年期は女性ホルモンの急激な低下によるホルモンバランスの乱れで唾液の分泌量も低下し口腔乾燥(ドライマウス)のリスクが高まります。唾液の分泌量が減ると、口腔内の自浄作用が低下し、むし歯や歯周病のリスクが高まるため、更年期は特にご自身による歯みがき(セルフケア)と歯科での定期的な検診(プロフェッショナルケア)の両方がとても大切になります。
ホルモンバランスの変化を避けて通ることはできません。思春期、妊娠・出産期、更年期は変化が著しく、特に口腔ケアの重要性を自覚しておくことが大切です。毎日の丁寧なセルフケアと、プロによる定期的な歯科検診(メインテナンス)を継続して歯周病予防を行っていきましょう。
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