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いずみ中山歯科のブログ

妊娠中の歯科受診

おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。

今朝の仙台市南中山周辺は雲は多いものの陽射しもあります。昨夜からの仙台市の最低気温は早朝に記録した1.9℃とほぼ平年並みで寒い朝になりました。日中も概ね晴れの予報ですが、北西よりの風が吹いて空気は冷たく、日中の予想最高気温は10℃の予報ですが陽射しの温もりは感じられなさそうです。

明日以降、また強い寒気の流れ込みが予想され24時間暖房を使われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。暖房器具を使用していると知らず知らずのうちに体から水分を失っていることがあります。これは睡眠時間も同様ですので起床時の水分補給も必要になります。これからの時季もこまめな水分補給を日常から心掛けて、来院された際は待合室奥にあるウォーターサーバーでまずコップ1杯の水分補給をするようにしてみてください。気温も低くなり、体感気温には個人差がありますが、冷水では冷たい、寒いとお感じの方は火傷に注意しながらお湯を少し入れるなどしてご利用ください。

歯科で定期検診(メインテナンス)を受けられている方も徐々に増えてきていると思います。メインテナンスは基本的に3ヶ月を推奨しています。ただ、メインテナンスを受診中でも妊娠が判明すると受診を控えられてしまい、出産後に改めて来院される方もいらっしゃるようです。妊娠していても歯科受診は可能ですので、ご自身で受診を控えることはおやめください。

赤ちゃんが生まれて最初に生えてくる歯は生後6ヶ月頃に生える下の前歯です。離乳食を開始する合図にもなります。赤ちゃんの歯の育ちを見守り、妊娠中および出産後の母子の健康と命を守るために役立つのが「母子健康手帳」です。

中には歯科に関する分野もあり、初めの方に「妊娠中と産後の歯の状態」という妊娠中や産後の歯科健診の結果を記録するページも準備されています。そこには「むし歯や歯周病などの病気は妊娠中に悪くなりやすいものです。歯周病は早産等の原因となることがあるので注意し、歯科医師に相談しましょう」と書かれています。

歯周病は早産や低体重児出産のリスクを高めるとされています。日本人の8割、25~35歳の6割が歯周病だと言われています。進行するまで気づきにくい「沈黙の病気」と呼ばれています。

予防には口腔ケアの基本である丁寧な歯みがきと歯科医院での専門的なクリーニングが効果的です。

妊娠すると女性ホルモンの分泌が増加し、歯ぐきから出血しやすくなる、口の中がねばつく、口臭が気になるなどお口の変化が見られるようになります。つわりで歯みがきがしにくかったり、間食が増えたり、酸味があるものを食べたくなるせいでむし歯にもなりやすくなります。

歯科定期健診ではこのような時にどうしたらよいかをお知らせしています。歯みがきがしっかりできない方には小さめの歯ブラシを使った上手な歯の磨き方を、酸味のある食べ物をよく口にする方には食後のうがいでむし歯リスクを減らすなどをお知らせしています。

また、歯科治療が必要になった時に心配なのがレントゲン撮影や麻酔、処方薬だと思います。レントゲンは防護服を着て撮影すればその放射線量は年間の自然被爆量の100分の1以下と言われています。いずみ中山歯科のデジタルレントゲンではさらに被爆線量を抑えられるので、赤ちゃんへの影響は心配ありません。

歯科で使われる麻酔については、局所麻酔であればお腹の赤ちゃんへの危険性はほとんどないことが報告されています。痛みはストレスとなりますので、麻酔が必要な治療なら歯科医師と相談して納得した上で麻酔するようにしましょう。

薬剤についても妊娠中や授乳中にも服薬が可能なものを処方します。

仙台市では妊娠中に歯科受診を促す「妊婦健診」も実施されています。歯科定期健診を受けて、健康な歯と口で出産を迎えてください。ご家族のお口の健康は産まれてくる赤ちゃんのむし歯予防にも繋がっています。

 

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