いずみ中山歯科のブログ
宮城県糖尿病療養指導士の症例検討会
おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。
今朝の仙台市南中山周辺は曇りです。昨夜からの仙台市の最低気温は早朝に記録した7.3℃と平年より5℃ほど高い朝になりました。日中は陽射しの出る時間帯もありそうですが概ね曇りの予報です。予想最高気温は13℃と昨日よりは4℃ほど低いもののそれでも平年よりまだ3℃ほど高くなるようです。
今日は日中も暖房が必要になってきそうですが、暖房で暖かい部屋などにいると知らず知らずのうちに体から水分を失っていることがあります。これからの時季もこまめな水分補給を日常から心掛けて、来院された際は待合室奥にあるウォーターサーバーでまずコップ1杯の水分補給をするようにしてみてください。気温も下がり始めてきて、体感気温には個人差がありますが、冷水では冷たい、寒いとお感じの方は火傷に注意しながらお湯を少し入れるなどしてご利用ください。
先週の当ブログで、いずみ中山歯科に在籍する宮城県糖尿病療養指導士でもある歯科衛生士2名が11月17日に開催された2024年世界糖尿病デーに合わせて開催された医療従事者のための講演会に参加してきたことは紹介させていただきました。
その一環として、12月1日には実在する糖尿病患者さんの症例を用いた症例検討会が開催されいずみ中山歯科からは歯科衛生士の宍戸さんがグループワークに参加してきました。
症例は40代後半の女性で、2型糖尿病と診断され糖尿病罹患期間は8年。そのほか、高血圧症、脂質異常症の既往歴がありBMI(Body Mass Index、肥満度)は26(25以上は肥満)で肥満に該当。
服用薬あり。半年前より1日1回夕食前にインスリン注射を開始。
細菌の検査ではHbA1c:8~9%台、Cre:0.62、尿蛋白:2+、毎日の朝食前血糖:130~150mg/dL。
仕事や生活などのおおまかなタイムスケジュールのほかに、食生活の傾向、飲酒状況、や歯科に関する点では、歯と歯の間に物が挟まりやすくなり、歯ぐきが痩せてきたように感じるとのことだが歯科には5年くらい通っていないとのこと。
これらの実症例が検討課題として事前に配布され、医師、看護師、薬剤師、歯科衛生士、栄養士などが一堂に会してそれぞれの立場から症状の改善へと導く解を検討していくものだそうです。
今回の症例から歯科に関する面としては約5年歯科に通われていないとの生活習慣から、歯周病と糖尿病の深い関連性について説明し、定期的な歯科受診による歯周病治療を行うことの有効性や適切な歯みがきが行えるようになるための歯ブラシ指導など、先ずは歯科へ通院して口腔内の健全化から糖尿病へアプローチすることが提案されたそうです。
歯周病は糖尿病の合併症の1つとしての認識が高まってきています。糖尿病と診断を受けたにもかかわらず、まだ歯科受診をされていないという方は、まずは歯科受診を行うようにしてみてください。
いずみ中山歯科には宮城県糖尿病療養指導士の資格を持った歯科衛生士が2名いますので、糖尿病と診断された方も安心して受診いただければと思います。
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