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いずみ中山歯科のブログ

11月28日はいい唾の日

おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。

今朝の仙台市南中山周辺は晴れですが、明け方は山形方面から強風に乗って雨が降っていました。昨夜からの仙台市の最低気温は未明に記録した3.6℃で朝も寒く感じましたがこれでようやく平年並みの気温でした。日中も概ね晴れの予報ですが、風にあおられて雲が舞い込んでくると所によって雨が降るかもしれません。予想最高気温は11℃と昨日よりは2℃ほど低いもののこちらも平年並みで、陽射しがあっても風がやや強いので少し寒く感じられる1日になりそうです。

今日は日中も暖房が必要になってきそうですが、暖房で暖かい部屋などにいると知らず知らずのうちに体から水分を失っていることがあります。これからの時季もこまめな水分補給を日常から心掛けて、来院された際は待合室奥にあるウォーターサーバーでまずコップ1杯の水分補給をするようにしてみてください。気温も下がり始めてきて、体感気温には個人差がありますが、冷水では冷たい、寒いとお感じの方は火傷に注意しながらお湯を少し入れるなどしてご利用ください。

昨日のブログを投稿し終えた後に知りましたが、昨日11月28日は語呂合わせで「い(1)い(1)つ(2)ば(8)の日」だったそうです。

まあ、唾(つば)と言うと

「唾を付ける」:他人には取られないように、前もって手を打っておく

「固唾を呑む」:事の成り行きが気になって緊張している様子

「眉に唾を付ける」:人にだまされない用心をすること

「吐いた唾は呑めぬ」:一度しゃべった言葉は、取り返しようがないこと

「天に唾する」:天に向かってつばを吐けば、そのつばは自分の顔に落ちてくる

などあまり良い意味で使われることは少なく感じます。

一般的に離したりする時や先に紹介した慣用句などに用いられる時にも「つば」と用いられることが多いですが、歯科では「唾液(だえき)」と呼びます。ただ、この唾液、人間の身体にとってはとても大切なもので、特に歯科の分野が携わる口の中にとっては無くてはならないものの1つです。

特に大きな役割を果たしてくれているのがむし歯の予防です。むし歯は歯の表面を覆うエナメル質が、むし歯菌が作り出す酸によって溶かされて穴が開いた状態になることを言います。唾液にはカルシウム成分が含まれていて、エナメル質が溶かされた箇所にカルシウム成分を供給する役割を担うことで歯の修復能力「歯の再石灰化作用」を促す役割を果たしています。

唾液の力だけでむし歯を予防することは難しいですが、正しい食生活(だらだら間食をしない)や丁寧な歯みがき、定期的な歯科検診を行うことでむし歯を予防することが可能になります。

唾(つば)と言うと汚いなど悪いイメージを持たれてしまいますが、唾液は人間にとってとても大切なものになります。人に向けて唾を吐くなど唾液の無駄遣いは決して行わないようにしたいものです。

いずみ中山歯科では予防歯科に重点を置いて、唾液を出やすくする唾液腺マッサージや食生活指導、歯みがき指導などを歯科衛生士が中心となって行っております。大切な唾液をたっぷりと出して、健全なお口を維持するためのお手伝いをしていますので、口が乾くなどをお感じの方はお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

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