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いずみ中山歯科のブログ

がん治療と歯科

おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。

今朝の仙台市南中山周辺は少し白い雪も混じる霙(みぞれ)で、泉ヶ岳はスキー場も雪化粧をしていました。仙台市の昨夜からの最低気温は早朝に記録した4.3℃でしたが、南中山周辺はさらに低い3℃台だったと思われます。ただ、これでほぼ平年並みの最低気温でした。日中は次第に天気も回復して陽の射す時間もありそうですが、気温はあまり上がらず予想最高気温は9℃とこちらは平年より4℃ほど低く寒い1日になりそうです。今日は日中も暖房が欠かせない陽気になりそうですが、暖房で暖かい部屋などにいると知らず知らずのうちに体から水分を失っていることがあります。これからの時季もこまめな水分補給を日常から心掛けて、来院された際は待合室奥にあるウォーターサーバーでまず1杯の水で水分補給をするようにしてみてください。気温も下がり始めてきて、体感気温には個人差がありますが、冷水では冷たい、寒いとお感じの方は火傷に注意しながらお湯を少し入れるなどしてご利用ください。

今日からがん治療と歯科の関係についてご紹介したいと思います。歯科に関しても、口腔内にできる悪性腫瘍が口腔がんとしてあり、舌や歯ぐき、頬粘膜、上あご、口底などに発生します。口腔がんの代表的なものとしては舌がんがあり、口腔がんの半数以上を占めています。

近年の統計では「2人に1人は何らかのがんに罹患する時代」とされていますが、昔と比べて検査スキル、手術スキルの向上による早期発見が可能となり、抗がん剤治療や放射線治療の進歩などで不治の病とは言えない時代にもなってきました。

現在、がん治療は、手術、放射線治療、抗がん剤治療、緩和ケアの4つが主体となっていて、がんの部位などによって治療方針に違いはあるものの、切除可能であれば切除が第一選択肢となり、転移があったり、白血病など血液のがんであったりすれば抗がん剤治療が選択されることが多いです。また、患者さんの体力が手術に耐えられそうもないと判断された時も放射線治療が選択されることもあります。治療が心身ともに厳しいと判断されれば緩和ケアが行われます。

手術の際は肺炎などの合併症のリスクがどうしてもあります。また、抗がん剤治療と放射線治療では治療の特性上、どうしても副作用が生じます。こうした合併症や副作用は治療の完遂を難しくするものですが、これらの頻度や程度を軽減するのに歯科治療がとても役に立ちます。

明日以降、それぞれの治療と歯科との関係をご紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

 

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