いずみ中山歯科のブログ
歯科衛生士の練習風景
おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。
今朝の仙台市南中山周辺は曇りです。昨夜からの仙台市の最低気温は早朝に記録した11.1℃と平年より5℃ほど高い朝になりました。今日は概ね曇りで、次第に陽の射す時間も出てきそうです。ただ、今日は陽射しが弱くても気温は上昇して予想最高気温は19℃とこちらも平年より5℃ほど高く過ごしやすい陽気になりそうです。ただ室内だと陽射しが少ないとやや肌寒く感じ、暖房器具を使われる方もいらっしゃるかと思います。暖房で暖かい部屋などにいると知らず知らずのうちに体から水分を失っていることがあります。これからの時季もこまめな水分補給を日常から心掛けて、来院された際は待合室奥にあるウォーターサーバーからまず1杯の水で水分補給をするようにしてみてください。気温も下がり始めてきて、体感気温には個人差がありますが、冷水では冷たい、寒いとお感じの方は火傷に注意しながらお湯を少し入れるなどしてご利用ください。
今日は診療終了後に先日入職した歯科衛生士の遠藤さんが練習していたので少しだけ見学させてもらいました。
現在、歯科衛生士業務が実質3年目の遠藤さんですが、前職場は在宅歯科診療や障害者歯科診療などを中心に行う歯科でいずみ中山歯科などの一般歯科とは少し異なる歯科だったため、業務としてあまり行ってこなかった措置などもあったそうです。
そのため、あまり行ってこなかった処置などは特に練習したいとのことで、空き時間や終業後などの時間を使って、先輩歯科衛生士さんに見てもらいながら練習を繰り返しています。
今回練習していたのはSRP。SRPとは歯周病治療で行われる処置のことで、「 スケーリング(SC)」と「ルートプレーニング(RP)」という処置を同時に行うことです。
スケーリングは、歯の表面に付着したプラーク、歯石、ステイン(着色汚れ)などを取り除く治療のことをいいます。スケーリングはスケーラーという器具が使われ、歯の表面をきれいにしていきます。
一方、ルートプレーニングは、歯の表面だけでなく歯ぐきの中(歯周ポケット内)のプラークや歯石を取り除き歯根(root)を平滑に(plain)することにより歯周ポケットの改善を図る処置のことです。歯の根に歯石が付いているということは、定期的に歯科に通われておらず、長期間歯石除去などを行っていない場合が多いため、歯周病が進行している方も少なくありません。
どちらも歯周病治療には欠かせない処置ですが、そこが自分に足りない部分と自覚して、目的意識を持ってまじめに練習されているので、上達も早いのではないのでしょうか。
歯周病は歯を失う原因の第1位で、ギネスブックにも登録された世界で最も感染者数の多い感染症です。大切な歯を守るために歯周病にならせない、悪化させないことを目的に定期的な歯科受診を心掛けてみてはいかがでしょうか。
いずみ中山歯科では予防歯科に重点を置いて、口腔内の健全化を目指してスタッフ一同診療に当たっています。歯ぐきから出血する、歯が揺れるなど少しでも変調があればできるだけ早くご連絡ください。
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