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いずみ中山歯科のブログ

歯にまつわる言葉(はがゆい)

おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。

今朝の仙台市南中山周辺は雨です。昨夜からの仙台市の最低気温は先ほど7時50分に記録した14.5℃とこの時季としては気温の高い朝になりました。ただ、今日は概ね雨でほとんど気温が上がらず予想最高気温は15℃と陽射しもなく、肌寒い1日になりそうです。今日は暖房器具を使われる方もいらっしゃるかと思います。暖房で暖かい部屋などにいると知らず知らずのうちに体から水分を失っていることがあります。これからの時季もこまめな水分補給を日常から心掛けて、来院された際は待合室奥にあるウォーターサーバーからまず1杯の水で水分補給をするようにしてみてください。気温も下がり始めてきて、体感気温には個人差がありますが、冷水では冷たい、寒いとお感じの方は火傷に注意しながらお湯を少し入れるなどしてご利用ください。

今日は久しぶりに歯にまつわる言葉から「歯痒い(はがゆい)」についてご紹介します。

歯痒いとは、「歯痒い思いをする」などと使われて、「思い通りにならずもどかしい」ことを表す表現です。

語源については、諸説あるそうですが、1つは、乳歯から大人の歯に生え変わる時、歯ぐきがムズムズして早く生えてきてほしいのになかなか生えてくれない、この思い通りにならない様子が「歯がゆい」という言葉につながったという説です。

2つ目は、歯が痒くなった時、歯をかいても痒さが解消されることはないから来ているという説です。歯がかゆくなることはあまりありませんが、この「どうしようもない状況」のたとえとして、「歯がかゆい」が使われるようになったのではないかという説もあるそうです。

また、四字熟語に「隔靴掻痒(かっかそうよう)」という言葉があります。「はがゆい」の語源や由来ではないですが、ほぼ同じ意味合いで用いられています。意味は「思うようにならず、もどかしいこと。本質的なところには触れないで、はがゆいこと」というものです。「履いた靴の上からかゆいところをかく」という行為に由来し、靴の上からかいてもかゆみは解消されないことから、本質に触れずにもどかしいというニュアンスを帯びるようになったそうです。

1つ目の語源は誰しもが通る成長の過程ですが、できれば大人になったらしたくない思いですね。

 

 

 

 

 

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