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いずみ中山歯科のブログ

高血圧症の薬を服用中の方

おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。

今朝の仙台市南中山周辺は晴れです。昨夜からの仙台市の最低気温は未明に記録した18.5℃でしたが、朝5時には20℃を超えて雨上がりの気持ち良い朝になりました。朝のうちは陽射しがありますが、次第に雲が広がり、午後になると所により雨が降るようです。陽射しが無くなっても気温はぐんぐん上がって予想最高気温は28℃と夏日の予報です。ただ、明日の朝は気温が10℃くらいまで急降下し、気温差がとても大きくなりそうですので、体調を崩されぬようご注意ください。今日は気温が上がり、湿度も高いので涼しさに慣れてきた体は熱中症に注意が必要がありそうです。こまめな水分補給や適切なエアコンの使用を心掛けて体調に留意してお過ごしください。いずみ中山歯科では待合室奥にウォーターサーバーをご用意していますので、来院された際はまず1杯の水で水分補給をするようにしてください。

高血圧症とは、「血圧が高い」という病態です。たまたま測った血圧が高い時には血圧が高いと言えますが「高血圧症」とは言い切れません。高血圧症とは、くり返し測っても血圧が正常より高い場合を言います。診察室での繰り返しの測定で最高血圧が140mmHg以上、あるいは、最低血圧が90mmHg以上であれば、高血圧と診断されます。

人間の体の中では心臓から全身へと血液が送り出されています。この時血管の壁にかかる圧力を「血圧」と呼び、血圧が高いとホース内を水が勢いよく流れるように、血管にかかる血液の圧力が大きくなります。

血管にかかる圧力が大きい状態のままにしておくと脳や心臓への負担が増加します。高血圧症は脳卒中(脳血管障害)や心筋梗塞、心不全の最大のリスクとなります。脳の血管が破れると脳出血やくも膜下出血を起こし、最悪の場合、死に至ります。

高血圧症の方が飲む薬を「降圧薬」と言い色々な種類の降圧薬がありそれぞれ作用の仕方が異なりますが、その目的は全て血管の圧力を下げることです。

血圧は体の動きや心の動きでも変化するもので、痛みやストレスを感じると高くなります。歯科で診療台に座った時にも緊張するでしょうし、ましてや麻酔や抜歯をするとなるとかなり緊張します。この時、体はストレスを感じて血圧が上がります。これは、ふだん血圧が高くない方にも起こる現象で「白衣性高血圧」と呼びます。

高血圧症の方は、治療時の緊張でさらに血圧が上がります。血圧が上がると心臓がドキドキしますが、さらに怖いのが脳の血管への影響です。内圧が上がりパンパンになった血管が破れ脳出血(高血圧脳)を起こしてしまうおそれもあります。こうなってしまったら救急搬送が必要になります。

このようなことを起こさないために高血圧症の方、服用薬がある方は必ず歯科にもお伝えください。血圧が高めの患者さんには体調を見ながら治療を進めます。緊張により血圧が上昇しているのであれば、血圧が落ち着くまで時間を取るため、治療に時間が掛かることがあります。時間をおいても血圧が下がらない場合、急ぐ治療でなければ治療を延期することもあります。安全で安心な治療を進めるためにご了承ください。

 

 

 

 

 

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