いずみ中山歯科のブログ
誤嚥の予防
おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。
今朝の仙台市南中山周辺は快晴です。昨夜からの仙台市の最低気温は早朝に記録した19.2℃ととても清々しい朝になりました。今日はよく晴れて予想最高気温は28℃と動くと汗ばむ陽気になりそうです。動くと汗ばむ陽気で涼しさに慣れてきた体なので熱中症には注意が必要です。こまめな水分補給や適切なエアコンの使用を心掛けて体調に留意してお過ごしください。いずみ中山歯科では待合室奥にウォーターサーバーをご用意していますので、来院された際はまず1杯の水で水分補給をするようにしてください。
昨日は歯周病と誤嚥性肺炎についてご紹介しましたが、今日は誤嚥性肺炎を予防するための方法をご紹介します。
「肺炎」は口腔内細菌の数を減らすことで予防することができます。なので、定期的な歯科受診で毎日のセルフケアと歯科でのプロフェッショナルケアを行うことが予防に繋がります。
しかし「誤嚥」は口腔内細菌を減少させても予防できません。誤嚥を予防するためには、嚥下機能を担っている筋肉を鍛えたり、反射機能を促進したりすることが必要です。誤嚥とは単に「食べ物を飲み込む」機能が衰えているだけではなく、その他の口腔機能も複雑に絡み合っています。次のような症状があるかないかをチェックしてみてください。
このような症状が認められる場合、「ものを食べる」機能が全般的に衰えている可能性があるので、まずは歯科医院に相談してみてください。簡単な訓練やリハビリを実施することで、衰えた口腔機能を回復させることができることもあります。
誤嚥性肺炎を予防するためには、口腔内を清潔にすることと口腔機能の改善という両方を行うことが必要になります。
口腔内を清潔にすることで肺炎を予防するだけでなく歯周病の治療にも繋がります。歯周病は重症化すると、歯や歯周組織にダメージを与えるだけでなく、命にかかわる全身疾患を発症、悪化させることもあります。できる限り早く治療を開始することが大切です。
歯周病は痛みを伴わないため「沈黙の病」とも呼ばれ、初期の段階で自覚するのは困難なので特に不具合を感じないお口でも歯科受診して定期的に確認することがとても大切です。歯科医院で定期的に口腔内ケアの維持を行っていると、歯周病の安定化、さらに改善を行うことができ、肺炎予防にも繋がります。これまでにもご紹介しているとおり歯周病を予防、改善させるためには、セルフケア(自身の歯みがき)とプロフェッショナルケア(歯科医院でのクリーニング)の両方を行うことが肝要です。まだ定期的な歯科受診を行われていない方は、是非定期的な歯科受診を行うようにしてください。
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