誘導雷にご注意を！

おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科　事務の古川です。

今朝の仙台市南中山周辺は多少青空も見られますが曇りです。午前中は陽の射す時間帯もありそうですが、次第に雲が厚くなり昼頃からはところにより雷雨となるところがあるそうです。昨夜からの最低気温は5時前に記録した24.7℃とほぼ熱帯夜となりました。日中の予想最高気温は30℃と今日も真夏日の予報で、湿度も高く熱中症には厳重な警戒が必要です。こまめな水分補給と適切なエアコンの使用などを心掛けて体調に留意してお過ごしください。いずみ中山歯科では待合室奥にウォーターサーバーをご用意していますので、来院された際はまず1杯の水で水分補給をするようにしてください。

今日は朝から宮城県全域に雷注意報が出ているので、先日見たニュースから「誘導雷」についてご紹介します。下記の記事を読んでご自宅や職場などでも注意していただければと思います。

近年、ゲリラ豪雨（気象庁では集中豪雨、局地的大雨、短時間強雨など）の増加とともに被害が増加しているのが「誘導雷」というものだそうです。誘導雷とは、直接家に雷が落ちず離れた場所に落ちた雷が家の中の電化製品に影響を与えるというものです。

この「誘導雷」というのは「影響が出やすい家電」と「出にくい家電」があるそうです。影響が出やすい家電は、パソコン、テレビ、レコーダー、ＬＡＮケーブルで繋がるWi-Fiルーター、また、アース線（接地線）を用いている電子レンジや洗濯機などです。これらは、電源ケーブルのほかにアンテナ線やアース線があるため電気の通り道ができているため被害を受けやすいそうです。

一方、照明や掃除機、アース線を用いていない家電製品などは電源ケーブル以外に電気の抜け道となる線（ケーブル）がないため、上述の製品と比べると影響を受けにくいそうです。

誘導雷の対策は、小型の機器を保護したい家電の電源に設置するなどで被害を軽減することができるそうで、「雷ガード」や「雷サージ」といったキーワードで検索するとたくさんの対策製品が見つかるそうです。

また、誰でも簡単に行えるのが電気を遮断すること。つまり、電源ケーブルを抜くことだそうです。「誘導雷」は遠くても伝わりやすいので、目安として「雷の音が聞こえるようなら対処したほうが理想的」とのことなので、雷の音が聞こえたら電源ケーブルを抜くのが良いそうです。

ただ、外出をしていたり、テレビで防災情報を見ていたりすると電源ケーブルを抜くのはなかなか難しいと思います。家電機器は高価ではありますが、それでも買い直すことは可能です。一方、パソコンに保存している大切なデータなどは、故障とともに破損して復旧できないこともあるそうなので、そういう場合に備えて、普段からパソコンの大事なデータ等はバックアップを取っておくことも一つの対策だそうです。

また、雷被害にはもう一つ「直撃雷」というのもあるそうです。直撃雷は、主に雷雲（入道雲、積乱雲など）と大地「地上の高構造物（鉄塔や高層ビル、樹木など）」との間で発生する雷放電で、一般的には皆さんもよく聞かれる「落雷」と呼ばれるものだそうです。直撃雷による被害では火災など、生活に脅威となる被害が多く発生するそうです。例えば、避雷針が無い構造物が直撃雷を受けると構造物が破損することがあり、以前、国会議事堂が落雷を受けて上部コンクリートが破損したというニュースがあったのは私の記憶にもあります。

直撃雷の被害リスクを低減するためには、雷電流を安全に大地へと導く避雷針や同線システム、接地極システムなどが必要で一般家庭ではなかなか設置が難しい物かもしれません。少しでも被害を軽減させるために「雷ガード」「雷サージ防止」などの雷サージ対策機能付きの電源タップを利用するのが良いそうです。完全に雷サージを防ぐことはできないそうですが、設計上想定内の電気の流れを阻止するため、故障するリスクを減らせるそうです。

直撃雷は対策をしていても完全に被害を防ぐことはできないため、火災保険への加入が推奨されているそうです。落雷は天災なので、雷で家電が故障した場合、メーカーの無料保証期間内でも修理は有償になるそうですが、販売店の延長保証や火災保険によっては落雷被害の補償を受けられるものもあるそうなので、事前確認しておくと良いそうです。

 

 

 

 

 

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