いずみ中山歯科のブログ
歯を傷める過剰な力1
おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。
今朝の仙台市南中山周辺は薄日も射していますが時折通り雨が混じる曇りです。昨夜からの仙台市の最低気温は早朝に記録した24.8℃とわずかに25℃を下回りましたが、夜間は25℃以上の熱帯夜から蒸し暑い朝を迎えました。日中も雲間から陽の射す時間帯もありそうですがところにより急な雨が降ったり止んだりしそうですので、天気の急変にはご注意ください。予想最高気温は33℃の真夏日で、湿度も高い状態が続くため今日も熱中症には厳重な警戒が必要です。こまめな水分補給や適切なエアコンの使用を心掛けて体調に留意してお過ごしください。いずみ中山歯科では待合室奥にウォーターサーバーをご用意していますので、来院された際はまず1杯の水で水分補給をするようにしてください。
今日は歯を傷める過剰な力についてご紹介します。歯を傷める過剰な力は大きく分けて2種類あります。1つは歯ぎしりです。歯ぎしりは寝ている時に無意識に行うので、起きている時と違って力の加減ができず、とても強い力が歯に掛ります。
通常、就寝中はほとんどの時間上下の歯は接触しません。歯ぎしりは起きたとしても1時間に5~6回程度で短時間です。しかし、歯ぎしりの力は強大で、下顎をギリギリと擦り合わせ歯を揺さぶるため短時間でも歯に大きな負担が掛かります。
もう1つはTCH(Tooth Contacting Habit)と呼ばれるものです。TCHは上下の歯を無意識に接触させる癖です。歯は食事をしたり重い物を持ったりする時などに一時的に噛む時以外、本来は離れているものです。歯を接触させる癖がある人は歯ぎしりよりは弱い力ではありますが、長時間力が加わることで顎関節症になったり、歯や入れ歯を痛めたりしてしまうこともあります。
歯が欠ける、詰め物や被せ物がはずれやすい、入れ歯がよく壊れてしまうという方はかかりつけの歯科医院を作って歯ぎしりやTCHの痕跡がないか診てもらってください。
いずみ中山歯科では予防歯科に重点を置いているため、歯を傷めてしまうこのような症状を発見できる歯科定期検診(メインテナンス)を受診されることを推奨しています。
また、詰め物や被せ物は状態によってはそのまま付け直すことが可能な場合もあります。はずれた物を持って早めに歯科受診をするようにしましょう。
入れ歯も壊れてしまって1週間程度でもはめられないままにしておくと歯が動いてせっかく修理してもはまらなくなる可能性もあります。壊れてしまったらできるだけ早めに歯科受診するようにしましょう。
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