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いずみ中山歯科のブログ

人食いバクテリア

おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。

今朝の仙台市南中山周辺は青空も見えますが曇りです。昨夜からの仙台市の最低気温は明け方に記録した18.5℃と涼しく感じましたがこれで平年並みの気温でした日中の予想最高気温は26℃で平年よりやや高いものの、日中は次第に雲が広がり、比較的過ごしやすい陽気になりそうです。ただ、午後になると雲の厚みが増して夕方以降雨が降る時間帯もありそうです。予想最高気温は26℃と真夏日にはならないものの熱中症には注意が必要です。こまめな水分補給や適切なエアコンの使用を心掛けて体調に留意してお過ごしください。

一昨日の水曜日に「人食いバクテリア」についてのニュースを目にしました。なかなか怖い見出しなので確認してみたところ、一般的に小児に多く発生する咽頭炎の原因となる事が多い「A群溶血性レンサ球菌」が何らかの原因により劇症型溶血性レンサ球菌に変化することもあるそうで、劇症型溶血性レンサ球菌の場合30代以上の大人に多いのが特徴だそうです。

A群溶血性レンサ球菌は、小学生などの子供がのど痛いと言った時の原因となることの多い菌で、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎として新型コロナと同じ感染症区分の5類に分類される感染症として定点観察されています。その同じ菌が年齢問わず、何か傷口があった時にその傷口から溶連菌が入ってしまい、悪さをして、その部位が壊死していくという病態が、劇症型溶連菌感染症というものになるそうです。

ニュースを見ると、この劇症型溶血性レンサ球菌が全国的に広がりをみせているようで、国立感染症研究所の発表では今年1月から6月2日までに全国で報告された劇症型溶血性レンサ球菌の患者数は977人で、現在の方法で調査を開始した1999年以降過去最多だった昨年一年間の941人を半年足らずで既に上回ったとのことです。

劇症型溶血性レンサ球菌感染症の症状としては耐えられないくらいの痛みがあって、それと同時に熱が出て、体がとてもだるくて具合が悪いというような状況になり、痛かった部分が壊死していく、とても進行が速い病気であることから別名『人食いバクテリア』と呼ばれているそうです。

組織が壊死すると、そこからさまざまな物質が出て最終的には心臓や呼吸が止まって死に至るとのことで、その致死率は約30%もあるそうです。

溶血性レンサ球菌も人と人との接触が増えると増加する傾向があるそうで、新型コロナの5類移行で行動制限などがなくなったことも増加傾向の一因と考えられているようです。

予防策としては、けがをしたときにそのまま放置せずに傷口を水道水できれいに洗い流して、可能な範囲で自分たちの行える消毒を行うことが大切だそうです。いつもこれくらいの傷なら治るのに、ものすごく痛い、今まで経験したことがないくらい痛いということがあれば、医療機関に相談することが大切とのことです。

国立感染症研究所によると、宮城県内の感染者数は去年1年間で15人だったのに対し、今年は6月2日現在ですでに11人となっているそうです。ちょっとした傷でも水道で洗って消毒するなどして感染予防を心掛けておくと良さそうです。

 

 

 

 

 

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