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いずみ中山歯科のブログ

歯の神経を失うデメリット

おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。

今朝の仙台市南中山周辺は雨☔です。昨夜からの仙台市の最低気温は8時前に記録した15.3℃と平年よりも10℃ど高い暖かい朝になりました。日中もこのまま雨で昼頃まで気温は横ばいで、その後段々と下がって、夕方以降は10℃を下回る予報です。夕方になると次第に雨も止んでくるようですが、気温も急降下しますので、今日は午前中暖かくても寒さ対策を忘れずにお出かけされると良さそうです。外出されない方も陽射しが無く室内はひんやりと感じるので適切に暖房器具を使用して体を冷やさないようにしてお過ごしください。

先週の土曜日にご紹介した「歯の根の治療」は神経を取り除き、根管の中を消毒、殺菌して薬を充填する治療です。歯を残すための最後の砦となる治療になりますが、神経を抜くことによるデメリットも生じてしまうのでそれをご紹介します。

歯の神経は歯髄と呼ばれ、血管と神経が混在し、血液や水分、酸素を運んだり、免疫などの防衛反応を伝達したりするなどの役割を果たしています。歯の神経を抜くとこれらの機能を全て失ってしまうことになるので下記のようなデメリットが生じてしまいます。

1つ目は歯が割れやすくなります(歯根破折)。神経のない歯は水分や栄養分を失っているため、脆くなってしまい力が掛かると割れやすくなってしまいます。強い力で噛む、食いしばり、歯ぎしりには注意が必要です。

2つ目は免疫機能を失い細菌に対する抵抗力が失われているため歯の根の先に膿(うみ)が溜まる「根尖(こんせん)性(せい)歯(し)周炎(しゅうえん)」になりやすく、歯の根の再治療が必要になる事があります。

3つ目は歯の色が変色してきます。神経を抜いてしまうと血液の循環や古い物質を代謝することができなくなり歯の中に入り込んでしまい褐色から黒色に変色してしまいます。歯の内部からの変色のためホワイトニングをしても効果はありません。

4つ目は痛みを感じなくなります。痛みやしみるといった感覚は歯の異常を認識する重要な役割ですが、神経が無いとこれらの感覚が無くなるのでむし歯などの病気が進行しても気づくことができずに治療が遅れやすくなってしまいます。

最後5つ目は乳歯の場合は永久歯の形成に影響が出ることがあります。乳歯の神経を抜いても永久歯の神経が抜けてしまうわけではありませんが、乳歯の根の先に炎症がある場合、永久歯にも感染が及んで、下に控えている永久歯に変色や形成不全といった影響が出るおそれがあります。

このようなデメリットを予防することができるのも歯科定期検診(メインテナンス)です。定期的に歯科で診察を受けることでしみる、痛むといった症状が出る前のむし歯も発見できることが多く、早期発見できれば神経を抜くという治療は必要なくなるのでこのようなデメリットも生じません。概ね3ヶ月に1度1時間でこれらのデメリットと歯周病の悪化を防ぐことができ、かつ治療に要する時間と費用を軽減することができます。これがいずみ中山歯科が歯科定期検診(メインテナンス)に重点を置いている理由です。

 

 

 

 

 

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