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いずみ中山歯科のブログ

口腔機能発達不全症とは

おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。

今朝の仙台市南中山周辺は明け方には陽射しもありましたが曇り☁です。昨夜からの仙台市の最低気温は明け方に記録した5.3℃と平年より3℃程高い朝になりました。日中はこのまま曇り☁ですが予想最高気温は16℃と平年より5℃程高くなるようです。今日は風も弱いので、外出される方は春の装いでお出かけできそうですが、花粉症対策は万全にしてお出かけください。外出されない方も底冷えはしなさそうですが、陽射しが無いのでややひんやりと感じるかもしれません。り、適切な暖房器具の使用で快適な室温を保ったりして体を冷やさないようにしてお過ごしください。

先週はお口の老化「口腔機能低下症」についてご紹介しましたが、今日は逆に発達が不十分な「口腔機能発達不全症」についてご紹介します。

口腔機能発達不全症は、先天性の疾患などがない健常児に食べる、話す、呼吸などの機能が十分に発達していない、もしくは正常な機能を獲得できていない状態を指す疾患です。この場合、歯科や耳鼻科などの専門的な支援が必要になります。

まずは食べる機能不全。食べるという行為は食べ物を認識して、口に運び、噛み、舌で丸めて飲み込むという一連の流れから成り立っています。この流れをスムーズに行うことができない原因が口の中にあるかもしれません。

次に話す機能不全。話す機能の中でも、正しい音を出す機能は、一般的には5〜6歳頃に完成すると言われていますが、カ・サ・タ・ナ・ラの各行の音が正しく発音できていない場合は、歯科、耳鼻科の両方の視点で原因の究明と支援が必要かもしれません。

最後に呼吸機能不全。鼻呼吸は、身体にとって最善の呼吸方法とされています。吸った息が鼻腔を通ることで、湿り気のある暖かい空気が肺に届けられます。一方で、吸う息が口を通る口呼吸には、歯科的に好ましくない影響が多く生じます(歯列の乱れ、顔面の形態異常、虫歯の誘発、歯周病の憎悪など)。

次のチェックリストでまずお子様に口腔機能発達不全の兆候があるか確認してみてください。



1つでも該当する項目があれば、まずは一度お近くの歯科で診てもらってください。これらの機能不全にお子様は“異常”として認識することはほとんどなく、最初に気付くのは、普段から一緒に生活している保護者であることがほとんどです。この機会にお子様の口元に注目してみてください。

また、先週「お口の老化=口腔機能低下症」でご紹介したように子どもだけでなく、高齢者も口に関する機能上の問題を抱えている方がいらっしゃいます。健康な口の土台づくりは生まれてから成人するまでがとても重要です。子どもから成人へ、成人から高齢者へと人の口の中の環境は劇的に変化しますが、生涯にわたってお口のサポートをしていくためにも、かかりつけの歯科医院を持つことが大切になります。口腔内に少しでも気になることがあればお近くの歯科医院をお訪ねください。いずみ中山歯科でも健診やメインテナンスに重点を置いていますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

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