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いずみ中山歯科のブログ

お口の老化のリスク

おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。

今朝の仙台市南中山周辺は浮浪雲は見られるものの快晴です。昨夜からの仙台市の最低気温は明け方に記録した1.6℃と今日も寒い朝になりました。日中はこのまま晴れて予想最高気温は10℃とほぼ平年並みの気温まで上がるようです。ただ、まだ北西よりの風がやや強く吹くので体感気温は実際の気温よりも寒く感じます。外出される方は防寒対策を万全にしてお出かけください。外出されない方も上着を羽織ったり、適切な暖房器具の使用で快適な室温を保ったりして体を冷やさないようにしてお過ごしください。

お口の老化=口腔機能の低下は食事に影響が出始めます。物を食べるには歯とともに唇や頬、舌、喉の周りの筋肉が連動することで食べることができます。歯がたくさん残っていても、舌や喉の動きが悪くなると飲み込めなくなり食べることが難しくなります。

きちんと飲み込めなくなると起こりやすくなるのがムセや窒息、誤嚥性肺炎です。お口の機能が低下するとこれらのリスクが非常に高まってきます。

気管に入った異物を吐き戻すムセという行動は体にとても負担をかけてしまいます。若いうちはこのムセるという行為を行えますが、年齢を重ねるにつれてさらにお口の機能の低下が進むとムセて吐き戻す力が弱くなります。また、ムセることで血管が破裂してしまうこともあるくらいの危険性もあります。

ムセは異物を吐き戻す体の防御反応ですが、吐き戻すには喉の筋肉が関係します。異物が気管に入ってもムセて吐き戻せるうちは良いですが、吐き戻せなくなると窒息の危険が高まります。

誤嚥性肺炎は、通常は食道から胃へと進む嚥下ができずに、気管から肺へ食べ物が入ってしまったり、唾液に含まれる細菌が誤って気管から肺に入り込んでしまったりして肺炎を引き起こす病気です。頻繁にムセや咳払いをするということは頻繁に誤嚥の危険が起きてしまっているということです。また、寝ている時にムセるというのは気管に唾液が流れ込んでしまっているためです。

上述したように口腔機能が低下して食べるのが難しくなると栄養不足になり体力が低下して病気やケガをしやすくなり、寝たきりになるリスクも高まってしまいます。このように、口腔機能の低下は全身の健康を損なう要因となりかねません。お口の機能の低下を招かないよう、若いうちからリスク回避に努めるようにしましょう。

明日はお口の老化のリスク回避につながるエクササイズをご紹介します。

 

 

 

 

 

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