いずみ中山歯科のブログ
歯科定期検診(メインテナンス)で受けるメリット
おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。
昨夜は寝入りばなにガタガタガタドンと地震で起こされた方も多かったのではないでしょうか。南中山周辺の地震計では震度2~3だったようですが、少し驚く大きさでした。皆様被害はありませんでしたでしょうか。さて、今朝の仙台市南中山周辺は快晴です。昨夜からの仙台市の最低気温は明け方に記録した3.3℃でした。日中も概ね晴れの予報ですが、夕方以降、少し雲が流れ込んで、夜はところにより雨が降るかもしれません。日中の予想最高気温は16℃と昨日よりも3℃ほど高く、4月中旬頃の陽気で陽射しが心地好く感じられる1日になりそうです。日中は春の装いで過ごせそうですが、お帰りが夕方以降になられる方は日が暮れると寒く感じられるので服装選びにご注意ください。外出されない方はできるだけ陽射しを取り込んで適切な暖房器具の使用で体温が下がらないよう注意してお過ごしください。
火曜、水曜と歯科定期検診(メインテナンス)についてご紹介しましたが、最後にメインテナンスを受けるメリットをいくつかご紹介します。
水曜日にもご紹介したとおり最大のメリットは、毎日の歯磨きだけでは落とせない汚れや細かい部分の磨き残しを落とすことができることです。特にご自身の歯みがきでは絶対に磨くことができない歯周ポケットの中のクリーニングは、むし歯や歯周病のリスクを大きく軽減するだけでなく、クリーニングを行うことで予防効果以外にも、初期のむし歯や歯周病の兆候に気づき、早期発見、早期治療に繋がるメリットもあります。
国内外の研究では、お口の病気が全身の病気に関係があることが明らかになってきています。なかでも歯周病は、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞、アルツハイマー病、妊婦の早産や低体重児出産にも影響を及ぼすことが報告されています。これらの全身疾患の予防に繋がります。
歯を失う原因の7割がむし歯と歯周病です。歯科予防先進国スウェーデンでは、80歳時の残存歯数が平均21本に対し、日本は12本。定期検診が義務化され国民の約9割が受診しているスウェーデンでは、その効果が数字に表れています。歯を守るメリットがあります。
東北大学が行った調査では、自分の歯が多く残っている人ほど健康寿命が長いことが報告されました。歯を失って噛みにくくなると内臓への負担が増したり、食べる物が偏って栄養バランスが崩れて免疫力や筋力が低下したり、認知機能にも悪影響を及ぼしたりしてしまい、寝たきりや要介護に繋がる傾向が強まってしまいます。
症状もないのに定期的に歯医者に行くのはおっくうだなぁと思われる方もいらっしゃるかと思います。毎回の検診やクリーニングにかかる費用も気になると思います。しかし、歯科定期検診を受けず歯が痛くなってから受診した場合、症状がかなり進行していることがほとんどになり、その場合、治療にも費用がかかるため、定期検診を受けていたほうが費用的にお得になることがほとんどです。治療による通院回数や治療時間も定期検診の方が短くなります。ましてや、歯の痛みは患者様にとって、もっともつらい負担になると思います。歯科定期検診で歯の健康を守ることでさまざまな負担から解放されます。
どこも悪くないのに、歯の検診にお金と時間をかける気持ちになれないという方も多くいらっしゃるかと思いますが、歯科定期検診を継続することで歯の健康だけでなく全身疾患の予防にも繋がるという大きなメリットがあります。ご家族でまだ歯科定期検診を受けていない方がいらっしゃる方は、ぜひご家族一同で全身疾患予防として歯科定期検診を始めてみてはいかがでしょうか。
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