いずみ中山歯科のブログ
いずみ中山歯科の歯科定期検診(メインテナンス)の流れ
おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。
仙台市南中山周辺は朝方は雪も舞っていますが、青空も見えています。昨夜からの仙台市の最低気温は早朝に4.4℃と強い冷え込みはないものの、空気がとても冷たく感じる朝でした。日中は概ね晴れで時折り雲の広がる時間帯もありそうですが、今日は気温があまり上がりません。日中の予想最高気温は8℃と昨日よりも3℃ほど低いようで、今日は陽射しがあっても寒く感じる1日になりそうです。風も1日強く吹きそうですので外出される方は防寒対策をしっかりとして外出されると良さそうです。外出されない方はできるだけ陽射しを取り込みながら適切に暖房器具を使用して快適な室温を保つようにして体を冷やさないようにしてお過ごしください。
昨日は、いずみ中山歯科では歯科定期検診(メインテナンス)は3ヶ月を超えない程度での間隔を推奨していることをご紹介しましたが、今日はメインテナンスの流れをご紹介します。なお、メインテナンスの内容は各歯科によって異なっています。
いずみ中山歯科のメインテナンスではまず歯周病の検査(歯周ポケットの深さ、出血の有無、歯の動揺度)を行います。その際、併せてむし歯の有無など歯の異常や口内炎など口腔粘膜の確認も行います。
その後、口腔内の経時変化を記録するため、口腔内写真を撮影します。なお、口腔内写真撮影と前述の検査は順番が前後することもあります。
次に、プラーク(歯垢)や歯石の付着状況から磨き残し箇所の磨き方などを指導する歯みがき指導を行います。歯みがき指導を受けることで、帰宅後最初の歯磨きから指導された箇所の歯磨きも意識しながら行っていただくことで、ご自身による歯磨きの向上につながっていきます。また、義歯やナイトガードもお預かりして洗浄するとともに、汚れの付着状況などからお手入れ方法を指導することもあります。
続いて、歯科衛生士による専門的機械的歯面清掃(プロフェッショナルケア):PMTC (Professional Mechanical Tooth Cleaning)を行います。PMTCでは、機械とフッ化物入りみがき粉などを使用して、ご自身の歯磨き(セルフケア)では落とせない歯石や磨き残したプラーク(歯垢)だけでなく、歯周ポケットの中の歯石やプラークを落とすためにすべての歯の表面と歯周ポケットの中のクリーニングなどを行い、むし歯や歯周病になりにくいよう口内環境を整えます。
PMTCでの最大の利点がこの歯周ポケットの内側のクリーニングです。歯周ポケットの内側はどんなに丁寧に歯を磨こうとも、ご自身では絶対に磨けない場所になります。なお、歯科衛生士は国家資格の有資格者で歯科医師の指示の下、歯科予防措置、歯科診療の補助、歯科保健指導を行う者で、メインテナンスは歯科予防措置として行われています。
さらに、処置中のいずれかのタイミングで歯科医師が確認に入り、歯ぐきと歯の状態を確認して、次回に向けて継続することや新たに取り入れた方が良いことの指導などを行います。その際、むし歯が見つかっていれば治療方針なども説明します。
最後に、むし歯予防として用いられるフッ素(フッ化物)塗布を行って、おおよそ1時間のメインテナンスが終了となります。
また、メインテナンス受診者には年に1回パノラマレントゲン撮影を行っていただき、口腔内からは見られない顎全体の状況確認も行っています。1年に1回撮影することで、歯槽骨の変化や目では見付けにくい歯の内部の変化も確認しています。
明後日はメインテナンスを受けることで得られるメリットをご紹介します。
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