いずみ中山歯科のブログ
骨粗しょう症と歯周病
おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。
今朝の仙台市南中山周辺は曇り☁です。昨夜からの最低気温は朝方に記録した0.9でした。日中の予想最高気温は8℃と昨日よりは僅かに高くなるようですが、日中は陽射しがないので寒く感じる1日になりそうです。夜になると雨か雪が降り始め、明日の朝までは雪の予報となっています。外出の際は防寒対策を万全にして、お帰りが夜になられる方は傘もお持ちになると良さそうです。外出されない方も今日は陽射しを取り込めないので暖房器具を用いて室温を暖かく保って体温が下がらないように留意してお過ごしください。
今日は今月医院の入口に掲示している案内板の片面をご紹介します。
まず今日は「骨粗しょう症と歯を失うリスク」についてご紹介します。
一般社団法人日本生活習慣病予防協会によると日本人の約1,300万人(女性:980万人、男性300万人)が骨粗しょう症と言われているそうですが、その9割の方は「歯を失うリスク」も抱えている可能性があります。日本の人口が令和6年2月1日現在1億2,339万人(総務省統計局の概算値)とのことなので、約1割の方が骨粗しょう症に該当することになります。
骨粗しょう症の原因の一つとされているのが「エストロゲン」というホルモンの減少だそうですが、このエストロゲンの減少が歯周病を引き起こす原因にもなっているそうです。
このような要因から骨粗しょう症患者の9割以上の方が歯周病にも罹患していると言われています。歯周病が進行すると歯を支える歯槽骨が溶けて、最終的には歯が抜けてしまいます。骨粗しょう症患者は歯槽骨も弱っているので、とても歯が抜けやすい状態にあります。
骨粗しょう症と歯周病に共通するのは気付きにくい病気ということで、骨粗しょう症が悪化すると骨折しやすくなり、歯周病が悪化すると歯が抜けやすくなって、日常生活に支障をきたしてしまいます。骨粗しょう症と診断された方は歯科での歯周病のチェックも受けるようにしてください。
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