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いずみ中山歯科のブログ

歯科での睡眠時無呼吸症候群の治療

おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。

今朝の仙台市南中山周辺は早朝は雪でしたが7時過ぎにみぞれに、8時頃には雨に変わってきました。昨夜からの仙台市の最低気温は早朝に記録した1.9℃でした。昼頃になると雨も上がり夕方には陽射しもあるかもしれませんが、夜になると再び雨か雪が降る予報になっています。日中の予想最高気温は10℃と最低気温も最高気温もどちらも平年より2℃ほど高く、雪混じりの天気になっても暖冬傾向のまま3月を迎えました。とはいえ、陽が射さないとまだ寒さを感じます。今日は防寒対策とともに傘をお持ちになって外出されると良さそうです。外出されない方も陽射しが少ないので適切に暖房器具を使用して体温が下がらないように体調に留意してお過ごしください。

月曜、火曜、水曜日に引き続き閉塞性睡眠時無呼吸症候群についてご紹介します。

水曜日には歯科で閉塞性睡眠時無呼吸症候群の治療を開始するまでの流れをご紹介しましたが、今日は歯科で睡眠時無呼吸症候群の治療についてご紹介します。

医科で行う閉塞性睡眠時無呼吸症候群の治療は器械を用いて空気を送り込んで呼吸を助けるCPAP治療という治療を行います。

一方、歯科では主に口腔内装置「オーラルアプライアンス」というマウスピースを用いて治療を行います。オーラルアプライアンスは就寝時に下に垂れて気道を塞いでしまう舌を、顎を少し前に出して固定することで舌を持ち上げる装置です。

就寝中の数時間、顎を少し前に出して固定するので起床時に下顎を元の噛み合わせ位置に戻すためにストレッチが必要になります。椅子に座って膝を立て、手の平の上に顎を載せて、そのまま膝に肘を当てて徐々に体重をかけて、下顎を押し込んでいきます。こうすることで就寝中にずらしていた顎の位置を元の位置に戻します。

口に入るような小さな装置ですがその効果は大きく、舌の垂れ下がりを防ぎ気道を確保することで就寝中の酸欠を改善することができます。CPAP治療のような風圧と音もオーラルアプライアンスにはありません。

また、オーラルアプライアンスには、上下の顎を固定する固定式の物と固定しない可動式の物があります。前者は、話をする時、咳やくしゃみをする場合は外す必要があります。鼻がつまっている時は口呼吸することができません。顎の位置の調節をする場合は作り直すことになります。後者は、顎を動かすことができるので、装着した状態で話や咳、くしゃみも可能です。鼻がつまっている時も口呼吸をすることができます。効果が不十分の場合は、顎の位置の調整をして効果を改善することが簡単にできます。なお、前者は保険診療で行えますが、後者は自由診療でやや高額の費用が必要になります。

ただし、オーラルアプライアンスでの治療は軽症~中等症に適用され、重症の患者様は適用できない場合もあるので、検査を受けた医科にご相談ください。また、顎関節症の方にも向いていないので治療を受ける歯科でご相談ください。

オーラルアプライアンスにはメリットとともにデメリットもあります。治療を受ける前にどちらもしっかりと医科、歯科で説明を受けて納得して治療を始めていただければと思います。



 

 

 

 

 

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