いずみ中山歯科のブログ
歯科での睡眠時無呼吸症候群治療までの流れ
おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。
今朝の仙台市南中山周辺は雲が多いものの晴れです。昨夜からの仙台市の最低気温は未明に記録した3.2℃でした。日中は次第に雲も晴れて陽射しが多くなりそうです。日中の予想最高気温は9℃と昨日よりも少し高く、風も昨日よりは弱まるので、今日は少し陽射しの恩恵を感じることができそうです。ただ、まだ北寄りの風が残って冷たい空気が流れ込んで来ますので油断せずに防寒対策は行って外出されると良さそうです。外出されない方は陽射しを取り込んで暖房器具などの設定温度を少し下げるなどして、できる範囲で環境に配慮しながら体調に留意してお過ごしください。
一昨日、昨日に引き続き閉塞性睡眠時無呼吸症候群についてご紹介します。
ご家族からいびきを指摘されたり、昨日ご紹介したような口腔内の特長的な痕跡や診療台での睡魔などを歯科で指摘されたりしたらぜひ医科での睡眠時無呼吸症候群の検査と診療を受けるようにしてください。ということで、今日は歯科で睡眠時無呼吸症候群の治療を行うまでの流れをご紹介します。
ステップ1・・・歯科でお口の診察し、歯ぎしりや食いしばりなどの痕跡を確認したら医科での受診を進言。また、歯科での受診なしで医科へ直行されても構いません。
ステップ2・・・医科での問診後、ご自宅にてスクリーニング検査※1または検査施設外睡眠検査※2の実施。
ステップ3・・・医科での精密検査(PSG検査)※3。
ステップ4・・・医科での診断と治療方針の決定。
ステップ5-1・・軽症~中等症と診断された場合、歯科が紹介され「口腔内装置による治療」、「顎などの手術(口腔外科)」などによる治療開始。
ステップ5-2・・重症と診断された場合は、医科での治療となり機械で空気を送り込むCPAP治療などを開始。
ステップ6・・・医科による効果判定検査(簡易検査、PSG検査)。
※1・・・ご自宅でパルスオキシメーターをつかって 血中酸素飽和濃度を測定します。
※2・・・ご自宅でパルスオキシメーターと呼吸センサーで酸素濃度・呼吸を、体位センサーで体位を調べます。
※3・・・病院に宿泊して、酸素濃度、無呼吸低呼吸指数(病状の指標)、睡眠の質、他の要因の有無を詳細に調べます。
上述のとおり、ステップ1~4まで行ってステップ5で軽症~中等症と診断されて初めて歯科で閉塞性睡眠時無呼吸の治療を保険診療で行うことが可能になります。なお、医科の紹介が無い場合は自費診療となります。ただし、自費診療は可能ですが、的確な治療には病状の詳細な把握が必要になります。医科と歯科の連携が極めて重要な診療になりますので、医科を受診して適切な治療方法を選択することを推奨します。
金曜日は歯科で行う治療に用いる口腔内装置についてご紹介します。
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