いずみ中山歯科のブログ
安心してレントゲン撮影を!
おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。
今朝の仙台市南中山周辺は快晴です。ただ気温は低く昨夜からの仙台市の最低気温は-1.1℃まで下がりました。今日はこのまま晴れて快晴の予報で、気温もぐんぐん上がって日中の予想最高気温は15℃と4月中旬頃の気温まで上がるとのことです。今日は陽射しがを浴びると気持ち良く過ごせそうです。今日は朝のうちはまだ上着が必要そうですが、昼過ぎになると上着が不要な気温になりそうです。お出かけの際は脱いだ上着を置き忘れぬようにご注意ください。外出されない方は陽射しをたっぷりと取り込んで室内を温めることでエアコンの設定温度を下げるなどして節電や環境に配慮しつつ体調に留意してお過ごしください。
乳歯から永久歯への生え替わり時期などレントゲン写真を撮ると乳歯の下に永久歯の赤ちゃん(歯胚)があるのが分かります。中には歯胚が足りない「先天欠如」や歯胚が多い「過剰歯」の子供もいらっしゃるので、機会があればレントゲン写真を撮っておくと安心できます。
先天欠如はそれほど珍しいことではなく、早期発見できると予防を進めながら矯正治療を含めた将来的な治療計画を立てることもできます。
過剰歯の場合は永久歯が生えるのを邪魔することもあるので、状況によっては早めに取り除いて、その後も歯並びへの影響を見ていく必要があります。例えば、左の歯はとっくに生え替わったのに右の歯は生え替わらない、奥歯は生えたのに前歯が生えないなど気になることがあれば小児歯科に相談してください。
さて、前述したように顎の中で育つ歯胚を確認したり、むし歯を確認したりするのに不可欠なレントゲンですが東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故の影響で放射線量を気にされる方は少なからずいらっしゃるかと思います。しかし、歯科で撮影するデンタルエックス線写真(部分的に撮影する小さな写真)では東京~ニューヨーク間を飛行機で1往復する時の被ばく線量の約20分の1程度ですので、安心して撮影していただければと思います。また、通常に生活をしていても、下図のように大気や大地からあるいは食品などからも自然放射線を浴びていますが、それらに比べても歯科のレントゲン撮影による放射線被ばく量は少ない値なので安心していただければと思います。
ちなみに、放射線被ばくによりガン死亡率が0.5%上がるとされているのは年間100ミリシーベルト以上です。歯を1、2本撮影するのに使用するデンタルX線撮影だと10,000枚、全顎を撮影するパノラマX線だと300枚以上撮影することになるほどの線量になります。