仙台市泉区南中山2丁目12-7
022-376-2931
ご相談はお気軽に

トップ > エナメル質形成不全が増加傾向にある要因

いずみ中山歯科のブログ

エナメル質形成不全が増加傾向にある要因

おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。

今朝の仙台市南中山周辺は雪⛄です。今朝の最低気温は-1.1℃と氷点下の冷え込みになり、午前8時を回っても未だ氷点下と寒い朝になっています。今降っている雪は次第に止んで今日は概ね曇りの予報ですが、にわか雪が降る時間帯もありそうですので、引き続き足元にはご注意ください。日中の予想最高気温は5℃と今日も気温はあまり上がらずこの時季らしい寒さとなりそうです。外出の際は防寒対策を万全にしてお出かけください。外出されない方も上着を羽織ったり暖房器具で室内を温めたりして体温が下がらないように体調に留意してお過ごしください。

昨日に引き続きエナメル質形成不全についてご紹介します。

昨日はエナメル質形成不全の子供が増加傾向にあり、増加傾向の原因が遺伝的要因よりも環境的要因が影響しているのではないかというところまでご紹介しました。

環境的要因はエナメル質が形成される頃にエナメル質が形成される環境に問題が起きたと考えられています。その問題で現在最も有力な説とされているのがビタミンDの不足だそうです。

ビタミンDはカルシウムやリンの吸収を促進する骨や歯の形成には欠かせない栄養素です。このビタミンDの欠乏は子供の「くる病」や大人だと「骨軟化症」、「骨粗しょう症」など骨の成長や代謝が阻害して引き起こされる病気ですが、エナメル質形成不全とともにくる病の増加という研究報告も出ているそうです。

歯の成長期は妊娠期と授乳期、離乳期に当たり、エナメル質形成不全には母体のビタミンD欠乏が影響している可能性が高いのではないかとのことです。小児科の研究報告には「母乳で育った子供と粉ミルクで育った子供では、母乳で育った子供の方がビタミンDが欠乏している子供が多い」との報告もあるそうです。

現在日本では母乳育児が重要視されているそうですが、2017年の研究データでは日本人の母乳に含まれるビタミンD含有量は100ccの母乳に8~80μgだったそうです。健全な骨や歯の発育のためには100cc中640μg必要とのことなので8~80分の1しか含まれていないという統計データが得られたそうです。

明日はビタミンDの含有量が少なくなっている要因についてご紹介します。

 

 

 

 

 

 

#いずみ中山歯科

#予防歯科

#仙台市泉区

#南中山

#メインテナンス

#定期検診

#歯科衛生士

#ブログ

#エナメル質形成不全

#ビタミンD

#ビタミンD不足

診療内容・詳細ご案内

診療日カレンダー

2024年5月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
ページのトップへ戻る