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いずみ中山歯科のブログ

部分入れ歯の前処置


 おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。

 今朝の仙台市南中山周辺は雪も舞っていますが曇りです。日中も雪が舞ったり陽が射したりする時間帯もありそうですがこのまま概ね曇りで、夕方以降は天候も回復して晴れてくるようです。昨夜からの仙台市の最低気温は0.9℃、南中山周辺では車の温度計は-0.5℃と氷点下の冷え込みになりましたが、今朝は懸念された路面の凍結はしていませんでした。日中の予想最高気温は4℃と昨日より1℃ほど高くなりますが、今日もこの時季らしい寒さとなりそうです。この冬一番の寒気は次第に弱まるようですが、等圧線の間隔が狭く風が強まりますので、今日は体感気温は実際の気温以上に寒く感じるので、外出の際は防寒対策を万全にしてお出かけください。外出されない方も上着を羽織ったり、適切なエアコンの使用で快適な室温を保ったりして体を冷やさないようにしてお過ごしください。

 今週は部分入れ歯についてご紹介しています。一昨日は「良い入れ歯=動かない入れ歯」ということをご紹介し、その実現のために大切なのがレスト、クラスプ、小連結子が重要とのことをご紹介し、併せて部分入れ歯はブリッジと比較して「自歯を削らなくてすむ」というメリットがあるとご紹介しました。

 ただ、入れ歯が動かないようにするには支えとなる自歯をほんの少しだけ削って形を調整させていただくことが必要になります。これを部分入れ歯を入れるための「前処置」といい、レストや小連結子がぴったりと収まる場所に施します。また、クラスプでも前処置を行うことがあります。留め金が歯と密着するためにとても大切な処置になりますのでご承知おきください。

 レストの場合は、歯の「噛む面」に薄っすらと凹みを整形し、ここにレストの突起がはまることで噛んだ時の力を部分入れ歯や歯、顎全体に分散して部分入れ歯が沈み込むのを防止します。

 小連結子の場合は、歯の裏側の歯と歯の間に小連結子が上手く収まるように薄く溝を整形します。

 クラスプの場合は、歯の側面のでっぱりが大きいとクラスプがスムースに入りづらくなり、部分入れ歯を入れた時にきつく感じたり、着脱を繰り返すうちにクラスプが変形したりしてしまいます。そのため、でっぱりをわずかに削ることがあります。なお、クラスプがすんなり入る場合は削ることはありません。

 前処置は安定した入れ歯のために大切な処置なのでご協力ください。それでもどうしても歯を削りたくないという方は歯を噛み合わせた時に隙間があるところにレストを作製するという方法もありますが、レストには噛む力を受け止めるために「最適な場所」がありますので、そこから離れてしまうと入れ歯の安定が悪くなることは避けられません。なお、支えとなる歯が被せ物をしている場合は歯を削らずに被せ物に凹みや溝を整形するので歯を削ることはありません。

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