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いずみ中山歯科のブログ

医院にある機材AED (自動体外式除細動器)


 おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。

 今朝の仙台市南中山周辺は雲間から青空も覗くものの曇り空です。仙台市の今朝の最低気温は1.2℃と氷点下の冷え込みはありませんでしたが、南中山周辺は-1℃程まで冷え込んでいました。日中の予想最高気温は8℃と昨日と同じくらいの予報です。日中も雲は多めながら陽の射す時間帯もありそうですが、夜になると雪が降り出すようですので、外出の際は今日も防寒対策を万全にして体を冷やさないようにご注意ください。室内で過ごされる方も上着を羽織ったり、適切なエアコンの使用で快適な室温を保ったりして体を冷やさないようにしてお過ごしください。

 今日は医院にある機材のうち歯科治療では用いませんが、万が一に備えてとても大切な物で、状況によっては近隣の方の使用も想定しておかなければならないAEDをご紹介します。

 AEDとは「Automated External Defibrillator」の略語で、日本語では「自動体外式除細動器」と呼ばれる医療機器です。「除細動」とは、「心臓がけいれん(細動)した状態を取り除く」ことを指しますが、AEDは心臓に電気ショックを与えることで除細動を行う装置です。

 以前は医師などの限られた人にしか使用が制限されていましたが、2004年7月から一般の人でも使えるように規制が緩和されました。AEDは、救命時に必要な操作などを音声や光で案内してくれるので一般の人でも救命活動を行うことができるとても大切な機材です。

 AEDが心臓に電気ショックを与えるのは、AED自体が「心停止」状態と判断したときです。では「心停止」とはどのようなものかというと、言葉から想像すると心臓が止まって動かないと思われがちですが、そうではなくて、心臓が止まってしまってもう動かないという状態は「心静止」と呼ぶそうで、再び動くことはありません。一方、心停止は、心臓がブルブルとけいれんしてポンプとしての機能がなくなり、心臓から正常に血液を送り出すことができない状態を指します。

 心停止(心室細動や無脈性心室頻拍)は心臓を動かす電気信号が異常になって起こるとされます。心臓は電気信号により定期的に拍動し、血液を全身に送り出していますが、その電気信号がなんらかのきっかけで乱れ、心臓がけいれんしているような状態になることがあります。けいれん状態の心臓は伸収縮できなくなるため、心臓から血液を送り出すことができなくなり、そのまま何もしないと時間の経過とともに生存率がどんどん下がってしまいます。

 そこで、そうなる前に電気信号を整えて、けいれんした心臓を正常な状態に戻す必要があり、その役目を担うのがAEDです。そのため心臓が完全に止まってしまう前に、一刻も早くAEDを使うことが重要になります。電気信号を発するか発しないかはAEDが判断してくれますので、普段通りの呼吸が確認できない時は迷わずAEDを使うようにしてください。そのためにもご自宅や職場、普段訪れることの多い箇所などのそばではどこにAEDが備え付けられているか確認しておくことも大切です。

 いずみ中山歯科にはAEDを常備しています。万が一にも近隣で必要になってしまった場合には開院時であればお使いいただけますので、いずみ中山歯科にはAEDがあると頭の片隅にとどめておいてください。

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