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いずみ中山歯科のブログ

砂糖とむし歯菌の関係


 おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。

 今朝の仙台市南中山周辺は雲一つない快晴です。夜間の放射冷却の影響で今朝の最低気温は4.7℃と空気の冷たい朝になりましたが、陽射しは気持ちよく感じました。日中もこのまま快晴で予想最高気温は15℃で陽射しはあって風は弱い気持ちの良い1日になりそうです。それでも夕方以降、陽が沈むと寒さを感じるようになりますので、お出掛けが夜になられる方はしっかりとした上着を持ってのお出かけが良さそうです。朝晩と日中、日ごとの気温差が大きく体調を崩しやすい気候が続いていますので上着を羽織ったり、快適に過ごせる室温を保つように適切にエアコンを使用したりしてお過ごしください。

 今日は砂糖とむし歯菌(ミュータンスレンサ球菌)の関係をご紹介したいと思います。

 飲食をすることで砂糖(スクロース)が口の中に取り込まれます。すると口の中にいるむし歯菌の酵素の働きでスクロースはグルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)に分解されます。さらに、フルクトースもむし歯菌やその他の口腔内細菌のエサになります。

 むし歯菌はグルコースとフルクトースをエサにしますが、さらに酵素の働きでグルコースが繋げられてグルカンというものになります。グルカンはネバネバした物質でむし歯菌を守る防護服のような役目を果たします。しかもこのネバネバで唾液にも流されないように歯にしっかりとくっつきます。グルコースが多ければさらに多くのグルカンが作られネバネバ層の厚みが増していきます。このネバネバ層には様々な細菌が住み着きます。これが当ブログの歯周病に関する記事でもよく登場する「バイオフィルム」です。バイオフィルムは砂糖が供給される限りどんどん成長してより強固なものになっていきます。

 むし歯菌にとってスクロースはエサになるだけでなく、むし歯菌を守る防護服の役目をしつつ、さらに量が増えると住みかにもなります。むし歯菌と歯周病菌の住みかとなるバイオフィルムを作らせないことがむし歯と歯周病どちらの予防にも繋がりますので、飲食で砂糖を口に入れたらきちんと歯みがきをして口の中に残る砂糖の成分を減らすことを心掛けてください。

 いずみ中山歯科では付いてしまったバイオフィルムを除去するための歯科衛生士による機械的歯面清掃PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)にも重点を置いています。PMTCを受けて清潔な口を取り戻してむし歯と歯周病の予防に努めるようにしましょう。

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