いずみ中山歯科のブログ
歯科からの認知症予防5
おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。
今朝の仙台市南中山周辺は快晴です。日中もこのまま晴れの予報ですが、夕方以降雲が広がり、夜遅くなると雨が降るとの予報です。昨夜からの最低気温は放射冷却もあり7.1℃とひんやり感じる朝でした。日中の予想最高気温は16℃と今日は陽射しもあり、日向では心地よく過ごせそうな1日になりそうです。今日も朝晩と日中との気温差もあり、体調を崩しやすい気候が続いていますので上着を羽織ったり、快適に過ごせる室温を保つように適切にエアコンを使用したりしてお過ごしください。新型コロナウイルスは小康状態の状況ですが、インフルエンザは宮城県内で警報も発令中です。こまめな換気も心掛けるようにしてお過ごしください。
今週は月曜日から「歯科から始める認知症予防」をテーマにご紹介してきましたが、最終回の今日は定期的な歯科受診のご案内です。
今回、歯周病とアルツハイマー型認知症の関係性を中心にご紹介しました。歯周病は歯を失う原因の第1位で罹患者数の世界一多い感染症としてギネスブックにも登録された歯科疾患の中でも非常に厄介な病気です。
歯周病は痛みの出にくい病気で、歯ぐきが腫れたり、歯みがきで血が出たりしても痛みを感じないので放置されがちな病気です。自分は毎日歯みがきしているから大丈夫などと思われているかもしれませんが、歯周病菌は歯ブラシの届かない歯周ポケットの中を好みます。歯周ポケット内にPg菌など歯周病菌の温床となるプラークが溜まっていたり、歯石がこびりついていたりしていないかは歯科での診察や検査でしか分かりません。
毎日の丁寧な歯みがきもとても重要ですが、歯周ポケットの奥に溜まったプラークや歯石はどんなに丁寧に歯みがきをしても落とせません。殺菌剤配合の歯磨き粉を使ってもその効果は限定的になってしまいます。
Pg菌による炎症を抑え、アルツハイマー型認知症のリスクを軽減するには歯科医師と歯科衛生士によるプロフェッショナルなケアが最も効果的です。さらに毎日の丁寧な歯みがきと定期的な歯科でのプロフェッショナルケアの両方を行うことでより効果が高まります。
いずみ中山歯科では、歯ブラシ技術の向上を目指して個々の歯並びなどに適した歯みがき指導を実施しております。歯みがき指導を受けて歯みがき技術が向上するとプラークの付着も減少します。
歯周病のリスクを減らすことがアルツハイマー型認知症のリスクの軽減にも繋がるということを意識して毎日の丁寧な歯みがきと定期的な歯科受診を心掛けるようにしましょう。
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