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いずみ中山歯科のブログ

むし歯治療の中断は禁物です


 おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にある🦷いずみ中山歯科🦷 事務の古川です。

 今朝の仙台市南中山周辺は少し青空も見られるものの曇り☁空です。日中もこのまま晴れ🌤たり曇⛅ったりを繰り返すようですが、午後になるとまだ大気の状態が不安定になり、ところにより急な強い雨⛈が降るかもしれないとのことでした。昨夜からの最低気温は25.8℃と13夜連続の熱帯夜となりました。日中の予想最高気温も33℃と今日も真夏の暑さが続き熱中症には厳重な警戒が必要です。こまめな水分補給(喉が渇いていなくても飲むくらいが良いそうです)と適切なエアコン(室温が28℃以下になるように)の使用で熱中症対策を万全にしてお過ごしください。いずみ中山歯科では、待合室内にウォーターサーバーを設置していつでも水分補給をして頂けるよう準備しております。来院されましたら先ずはコップ一杯のお水で喉と体を潤すようにしてください。

 今日は歯の治療についてです。1本の歯は口を開けた時に見える「歯冠部」と歯ぐきの中に隠れて見えないですが顎の骨に埋まって歯を支えている「歯根部」とに分けられます。歯冠部でも歯根部でも歯の中心部には歯髄があり、血管や神経が詰まっています。

 歯髄は血管が歯の栄養を管理して歯根の成長を維持したり、神経が存在することで外からの刺激に素早く反応して刺激を遮断しようとしたりするなど重要な役割を帯びています。

 歯の表面にあるエナメル質は人体の中でも最も硬い組織ですが、油断するとむし歯菌はこの硬いエナメル質を溶かして内側の象牙質に侵入します。さらにむし歯が進行して歯髄まで達すると歯髄の炎症が引き起こされてしまいます。炎症が進行すると痛みも激痛を感じ始めて夜も眠れないようなズキズキしたものになると「神経を抜く」抜髄治療などが必要になります。

 この状態になっても治療せずに放置すると炎症はさらに悪化し、歯髄が死滅して細菌が歯根の先の小さな孔(根尖孔)から顎の骨に侵入して炎症をさらに広げて化膿病巣ができる「根尖性歯周炎」と呼ばれる深刻な状態となります。初期には噛むと痛いていどの歯根膜炎ですが次第にじっとしていても痛みが出て噛むこともできなくなり顔も腫れる歯槽骨炎に悪化してしまいます。

 根尖性歯周炎ではまだ歯を抜くようなことはありません。歯間や歯根の中心部にある死滅した歯髄や細菌をきれいに取り除く治療(感染根管治療)を受ければ歯根の周囲にある骨の破壊が止まり、まだ修復が見込めます。

 感染根管治療は炎症または死滅した歯髄や細菌が入り込んだ歯髄腔壁(根管壁)を削る治療です。死滅した歯髄や侵入した細菌を完全に取り除き清潔にした後、空洞になった歯髄の部屋全体を固形状のゴムで密封(根管充填)して治療が終わりになります。

 歯髄を失っても歯が抜けないのは歯根膜や歯ぐきによって顎の骨に連結されているからですが、神経を失った歯は栄養が届いてこないので次第に弱まり脆くなります。歯の根の治療をした歯を長持ちさせるには毎日のセルフケアと歯科医院での定期的なメインテナンスが大切になります。いずみ中山歯科では、治療後のメインテナンスにも重点を置いて、歯の治療を終えられたらメインテナンスを受けられることを推奨しています。

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