いずみ中山歯科のブログ
インプラント治療を受ける前に知っておきましょう
おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にある🦷いずみ中山歯科🦷 事務の古川です。
今朝の仙台市南中山周辺は少し空は明るいものの曇り空☁です。今日はこのまま概ね曇りのままで陽射しは期待できないようです。さらに雷⚡注意報も発令されていて、ところによりにわか雨⛈があるかもしれません。天気の急変にはご注意ください。今朝の最低気温は21℃ほどと涼しい朝ですが湿度が高くて気持ち良いとは感じにくい朝です。日中の予想最高気温は26℃と昨日より2℃ほど低い予報で今日も暑さからは解放されそうです。気温はそれほど上がりませんが、湿度が高く動くと汗をかきやすい1日になりそうで熱中症には注意が必要です。こまめな水分補給(喉が渇いていなくても飲むくらいが良いそうです)と適切なエアコンの使用で熱中症対策を万全にしてお過ごしください。いずみ中山歯科では、待合室内にウォーターサーバーを設置していつでも水分補給をして頂けるよう準備しております。来院されましたら先ずはコップ一杯のお水で喉と体を潤すようにしてください。
いずみ中山歯科は昨日まで5日間休診をいただいておりましたが、本日より診療を再開させていただきます。大変ご不便お掛けしましたが、今日からまたよろしくお願いいたします。
さて、休診前から引き続きインプラント治療のご紹介で、今日はインプラント治療を行う前に知っておいていただきたい事柄やよくある質問についてご紹介します。
まず知っておいていただきたいのは、インプラントの治療にはとても時間が掛かります。これはインプラント体と骨が結合するまでに個人差はありますが概ね1~4ヶ月かかってしまうからです。結合には接着剤などは用いず、骨の生体反応で結合させるため、骨の自然治癒力を待つ必要があることから治療に時間を要してしまいます。
タバコにはご注意ください。インプラントを入れると決めたら禁煙をお願いします。喫煙は歯ぐきの傷の治りを遅らせ、感染のリスクを高めてしまうだけでなく、骨の結合も遅らせて治療の足をひっぱってしまいます。
治療に不適応なケースもあります。それは、成長過程にある方、免疫不全症の方、抗がん剤の治療中の方、放射線療法を受けている方、ホルモン治療を受けている方、チタンアレルギーの方、骨粗しょう症のお薬を多量、長期に服用されている方、全身疾患の症状を良好な状態にコントロールできていない方はインプラント治療を行えない場合があります。特に全身疾患のある方は、歯科医師が主治医と連絡をとって治療が可能か確認して進める場合があります。
手術後の痛みは痛みの感じ方に個人差があるので一概には言えませんが、再生療法などをしていない通常の治療であった場合は術後1日程度軽く痛む程度の方が多いようです。免疫応答の早い若い方ほど腫れやすいですが、腫れが引くのも早く、年齢が高いほど腫れは少ないですが、腫れが引きにくくなります。ただ、痛みが治まってきていればあまり心配はいりません。ただし、痛みが増したら治療を受けた歯科医院に連絡して確認してもらうようにしてください。
インプラントが結合しなかった場合でも、しっかりと検査、診断、予備治療を終えている場合は、早い時期に抜いて再治療することも可能です。顎の骨は数カ月で元のように穴が塞がります。それを待ってから再治療を行います。ただし、結合しないことがないよう、「手術した箇所で物を噛まない」など歯科からのお願い事項をしっかりと注意してお過ごしください。
手術後の食事は、抜糸が終わるまで手術箇所で噛まないようにご注意ください。特に再生療法を受けた方は歯ぐきでも食べられるような軟らかな食事を摂るようにしてください。治療の成否にかかわる重要なお願いです。
インプラントが壊れたらすぐに歯科受診をしてください。最も壊れやすいのは上部構造(被せ物)です。インプラントで強く噛めるようになりますが、インプラントには歯根膜が無いため噛む力の調整が利かずに上部構造が割れたり欠けたりしやすくなります。インプラント体が壊れたわけではないので上部構造の交換で済みます。
歯を失ったままにしておくと残された歯の歯並びがずれてきたり、しっかりと噛み砕けずに消化不良を起こしやすくなったり、顎関節症、頭痛、肩こり、腰痛などなどお口の中だけでなく全身に悪影響を及ぼしたりしてしまうこともあります。
残念ながら歯を失ってしまったら、ブリッジ、入れ歯、インプラントのそれぞれの長所と短所を理解した上で歯科医師と相談した上で納得して治療方法を選択して頂ければと思います。
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