いずみ中山歯科のブログ
仙台の子供のお口の中3
おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にある🦷いずみ中山歯科🦷 事務の古川です。
今朝の仙台市南中山周辺は浮浪雲は見られるものの快晴🌞です。今朝の最低気温は17℃ほどと寒くはないですが涼しさを感じる朝でした。日中もこのまま快晴🌞で予想最高気温は31℃と昨日より8℃ほど高い予報です。昨日との温度差が大きく真夏日になる予報ですので、今日は厳重な熱中症対策が必要になりそうです。室温が28℃以下になるよう適切にエアコンを使用し、こまめな水分補給を心掛けるようにしましょう。ここ数日、梅雨空が続いていましたが、今日はこれでもかと言うくらい陽射しが降り注ぎそうです。ただ、熱中症の危険性が高まるほど気温も上がるので、日光浴は気温が上がる時間帯を避けて短時間にするようにしましょう。
水曜日から3回にわたって仙台歯科医師会と地域保健委員会が取りまとめた仙台市のお子様のお口の中の健康状態をご紹介していた最終回になります。歯と口は全身の健康の入口です。糖尿病や心不全などの全身疾患とも関連があり日常からお口を清潔に保つことでこれらの病気にも好影響を与えてくれますので、小さい頃からしっかりとした歯みがきを見つけて口腔内を健全に保つ意識を養っていくことがとても大切になります。
今日の統計データは宮城県全体のデータになりますが、1人が経験した永久歯のむし歯の本数の平均は、小学校6年生で0.71本と小学生の間は1人1本むし歯が無い程度ですが、中学生になると1人1本以上になり、高校生になると1人2本以上のむし歯を経験してしまっています。
また、むし歯になっているにもかかわらず治療をしていない歯を持つ未処置歯の所有者率は、小学生では10%未満であるのに対し、中学生になると2倍の19%、高校生になるとさらに増えて約21%の児童生徒が未処置歯を抱えてしまっています。
DMF歯数、未処置歯所有者率ともに小学生から中学生への移行期に大幅な増加が見られますが、これは親離れなどが進むことで、歯磨きの確認などが行われなくなったり、生活習慣が乱れたりすること、また、部活動などでの水分補給にスポーツドリンクを摂取するなど様々な要因が考えられます。
また、歯肉炎の保有率を見てみると、小学4年生になると20%を超えて、中学2年生になると30%を超えます。歯肉炎は歯ぐきが炎症を起こしている症状ですが、まだ歯ぐきだけの症状です。ただし、このまま放置していると歯を失う最大の要因である歯周病へと悪化してしまうおそれがあります。小学校高学年くらいから歯ブラシだけでなく歯間ブラシなども併せて使うことを推奨します。
未処置歯所有者率や歯肉炎保有率で特徴的なのは、中学3年生から高校1年生にかけて減少していることです。これはこども医療助成が受けられる中学生のうちに歯科受診しておこうという駆け込み治療によるものです。むし歯はできるだけ早期に治療することで歯への負担が少なくすみます。歯肉炎も早期に処置をすることへ歯周病を予防できます。この様な結果からも、小さなころから定期的に歯科受診することがとても大切になります。
昨日は週に1度の新型コロナウイルスの感染状況公表日でした。仙台市では1医療機関当たりの感染者数が5.20人(前週比0.15人増加)、宮城県全体では5.10人(同0.21人減少)とのことでした。仙台市ではやや増加し、宮城県全体ではやや減少でした。一方、感染症法上同じ5類に分類されるインフルエンザは仙台市で0.80人(同1.52人減)、県全体で1.02人(同1.29人減)でした。暑くなってきてインフルエンザは確実に減少傾向ですが、新型コロナは5類移行後3回連続増加していたように、やや増加傾向にあるようで、全国的にも増加傾向にあるようです。今後も、自分たちの生活や楽しみを守るためにも、現行推奨されている感染症対策を実行して急激な感染者の増加を招かないように皆で協力していきましょう。
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