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いずみ中山歯科のブログ

様々な感染症


 おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にある🦷いずみ中山歯科🦷 事務の古川です。

 仙台市南中山周辺は朝のうちは雨☔が残っていましたが、次第に雨も上がり曇り空☁☁☁です。今朝の最低気温は11℃とひんやりしますが雨上がりで清々しい朝となりました。日中の予想最高気温は20℃と昨日より2℃ほど高い予報で、次第に陽射し🌤も出て今日はとても過ごしやすい1日になりそうです。

 ゴールデンウィーク明けの5月8日から新型コロナウイルスが感染症法上の分類で5類に移行され、決して新型コロナウイルスが無くなったわけではないといっても少しずつ流行前の日常を取り戻しつつある中、また別の感染症が増加しているとのニュースを目にしたのでご紹介します。

 今回、目にしたのは「麻しん(ましん:一般に「はしか」と呼ばれる)」。厚生労働省によると2013年以降の確認数は下表のとおりで、2020年の新型コロナウイルスの流行後感染者数が激減していましたが、今年は5月まででこの3年を上回りました。

 2015年以降これまでの間、「麻しん排除状態」と認定されているそうで、日本に土着する麻しんウイルスによる流行が起こっていないということだそうです。

 今回確認された麻しん患者も4月にインドに帰国後麻しんと診断された男性と同じ新幹線に乗っていた東京都の30代女性と40代男性が麻しんに感染したとのこと。さらに感染経路は不明だそうですが神戸市で3月と5月、大阪府で3月に感染が確認されているとのことです。

 麻しんは感染してから概ね2週間後に発症し、発熱、鼻水、咳やのどの痛み、結膜炎などの症状と、その数日後から出現する全身の皮疹が特徴の感染症だそうです。

 今回、麻しんの流行が心配されるのは、新型コロナウイルスの流行期に麻しんワクチンの接種率が低下したことと、麻しんの感染力が強いということが挙げられるようです。

 麻しんの感染力を示す「基本再生産数」は、麻疹では12~18人と言われているそうで、インフルエンザ1.4~4人、おたふくかぜ4~7人、水ぼうそう5~7人、風しん6~7人、百日咳12~17人などと比較しても感染力が強いことが示されているそうです。

 免疫を持たない人が麻しん患者に接すると9割の人が麻しんを発症するとも言われているそうです。

 麻しんウイルスは空気感染、飛沫感染、接触感染などさまざまな感染経路を持ち、非常に感染力が強いのが特徴だそうです。特に空気感染は一般的な手洗いやマスク着用などの感染対策では予防することができないそうで、感染者と同じ空間にいるだけでも感染するリスクがあるそうです。

 麻しんの予防にはワクチンが最も効果的だそうです。現在、日本では1歳児と小学校入学前1年間の幼児期の2回にわたるワクチンの接種が予防接種法で定期接種として定められているそうですが、これを逃しても自費にはなるそうですが接種は可能とのことです。

 次にインフルエンザ。この冬は流行する見込みと言われていましたが大流行まではならなかったようです。ただ、本来なら終息を迎えるこの時季に地域によってはインフルエンザの集団感染が発生して学級閉鎖が行われるなどしている学校もあるそうです。

 これはマスク着用が個人の判断に委ねられるなど、新型コロナウイルスの感染対策が軽減したことや、インフルエンザワクチン接種率の低下、最近増えたこの時期の体育祭・運動会の開催などでかつ今年は声出し応援なども再開したことなど、色々な条件が重なって発生しているとの見方がされているようです。

 最後にサル痘。主にアフリカの一部地域で発生していた感染症だそうですが、昨年5月以降に欧米などで感染が拡大し、世界保健機関(WHO)が昨年7月、サル痘の流行が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に当たると宣言していました。ただ、その後感染者が減少してきたので緊急事態の終了を今月発表した。

 一方、日本では昨年7月に最初の感染者が確認された後、昨年は計8人の感染が確認されたそうですが、今年の感染確認はこれまでに既に141人にも上っているそうです。この中には海外渡航歴のない感染者も含まれているとのことで、新型コロナウイルスの感染対策が軽減されたことで、人との接触が増えたことなども一因とされているそうです。

 サル痘は、通常6~13日間の潜伏期間を経て、発熱したり、顔、体に水疱(すいほう)が出たりして、発疹部分との接触や体液などを介して人から人へうつるそうです。たいていの場合、2~4週間で自然回復するそうですが、小児や妊婦、免疫力が低下した人は重症化するリスクもあるようです。

 上述した最近報道された感染症だけでなく、これ以外にもたくさんの感染症があります。それぞれ感染対策が異なるなど難しいことは多そうですが、身近に潜む感染症には手洗いやうがい、人込みでのマスク着用など比較的簡便にできる感染対策はできる限り行って感染症にかかりにく状態を個人個人で意識しておきましょう。

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