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いずみ中山歯科のブログ

親知らずの抜歯 その2


 おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にある🦷いずみ中山歯科🦷 事務の古川です。

 今朝の仙台市南中山周辺は薄雲が見られるものの晴れ🌤です。今朝の最低気温は4℃ほどとこの時季としては冷え込みが強まり寒さを感じました。日中の予想最高気温は15℃と昨日と同じくらいになるようですが、昨日よりは風が弱まる分だけ過ごしやすくなりそうです。それでもまだ寒気の影響が残り3月下旬頃の陽気ですが、風が無く陽射しがあれば心地よさも感じられそうです。

 昨日は親知らずが引き起こすトラブルについてご紹介しました。炎症を起こして腫れるには理由があります。原因を取り除かないまま、腫れたり腫れが引いたり繰り返すことで一時的に腫れただけと抜歯を先送りしたり、気が付かなかったりするうちに更に炎症が広がって起こるのが頬が腫れるなどの「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」です。

 蜂窩織炎とは、皮膚やその下の組織に起きる細菌性感染症です。特に親知らずの炎症は油断禁物で、舌の下、頬、下顎、そして首へと周囲の軟組織の隙間伝いに急速に拡大しやすいという特徴があります。発熱して入院などということも珍しくありません。口の周りの咀嚼筋にも炎症が起こるので口が開けにくくなったり、食事を飲み込みにくくなったりします。さらに重症化すると気道閉塞や敗血症に繋がることもあります。

 また、問題のある親知らずを放置していると増えるのが口の中の噛み傷です。スペースの無い所に無理に生えるため隣の頬粘膜を繰り返し噛んでしまって潰瘍になってしまうこともしばしば。当初は擦れて気になる程度でも徐々に親知らずが生えるにしたがって次第に痛みが起きてしまいます。親知らずを抜いてしまえば噛むことも無くなり、次第に治ります。

 親知らずが痛みだした後、たとえ痛みが消えたり痛みを我慢したりしても自然治癒することはなく、トラブルの元を抱えたままで、そのうちまた悪化してしまうだけです。痛む前に少し擦れるかな、最近頬をよく噛んでしまうかなと感じたら、まずは早期に歯科受診を行って治療の相談を行うようにしてください。

 上記以外にも親知らずを抜いたほうが良い方がいらっしゃいます。それは矯正治療を行おうとされている方です。矯正治療を終えて歯並びがきれいになっても、その後に親知らずが生えて来て歯並びが乱れてしまってはせっかくの矯正治療が台無しです。歯並びを乱すおそれのある親知らずがある方は矯正治療を始める前に抜歯しておくようにしましょう。

 昨日の新型コロナウイルスの新規感染者は仙台市で64人、宮城県全体では110人で前週の月曜日より36人の増加となり直近の7日のうち6日は前週同曜日比での増加となり増加に転じています。まもなくゴールデンウィークがやってきます。ゴールデンウィークで増加傾向が加速しないように現行推奨される感染症対策を行っていきましょう。

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