いずみ中山歯科のブログ
パノラマレントゲン
おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にあるいずみ中山歯科 事務の古川です。
今朝の仙台市南中山周辺は今シーズン最後になるかもしれない雪⛄が7時くらいから降り始め、一日降ったり止んだり生憎の空模様になるようです。今日の最高気温は真夜中0時過ぎに記録した5℃ほどでしたが、そこから気温は下がって8時の気温は2℃ほどと冷え込んできました。これ以上大きく下がることはないようですが、今日は寒の戻りになったので厚手の上着を着てお出かけください。外出されない方も今日の室内は底冷えしそうです。重ね着をしたりして体調に留意しながら適切にエアコンを使用し、併せて換気も心掛けるようにしてください。昨日と今日、今日と明日の気温差がそれぞれ10℃近くなる予報なので、体調管理には十分に留意してお過ごしください。
今週火曜日から放射線についてご紹介していますが、今日は歯科医院で撮影するレントゲンについてご紹介します。
歯科医院で撮影するレントゲンには大きく分けて二つあります。一つはむし歯の治療、歯周病の治療を行う前に3~4歯程度を撮影するデンタルエックス線写真。もう一つは一度に口腔全体を撮影するパノラマレントゲンがあります。
パノラマレントゲンは、上は眼窩(目の周囲)から下は下顎オトガイ部(下顎)までの範囲を一度に撮影することができます。当然上顎の歯、下顎の歯も写ってきます。パノラマレントゲンを撮影することによって以下のことがわかってきます。
- むし歯の有無
- 歯周病の程度
- 親知らずの状態
- 顎の骨の中にある病気の有無
- 顎関節(顎の関節)の状態
- 上顎洞(副鼻腔)の状態
- 歯科の治療歴
- 被せ物の状態
- 過剰歯の存在
- 子どもの場合過剰歯、欠損歯のチェック
などたくさんの情報を得ることができ、診断を行ううえでとても役立ちます。
当院ではメインテナンスに来られている方はむし歯、歯周病、またその他の病気の早期発見のため一年に一度はパノラマレントゲン撮影することをお勧めしています。
ただ、パノラマレントゲンは有効であるけど放射線量が心配と思われている方もいらっしゃるかと思います。パノラマレントゲンの放射線量については日本ではイギリス、フランスと同程度の0.01ミリシーベルトと推定されています。
昨日ご紹介した自然放射線と比較してみてもパノラマレントゲン撮影による被ばく線量は少ないことが分かると思います。私たちは宇宙や大地、空気食物から微量の放射線を受けています。これを自然放射線といいます。私たちが年間自然放射線から被ばくする量は、日本で1.5ミリシーベルトといわれています。
東京~ニューヨーク間を飛行機で1往復する際の被ばく線量は約0.2ミリシーベルトで、パノラマレントゲンで被ばくする量はその7分の1程度です。
さらに撮影時は防護エプロン(鉛が入っていて被ばく量を100分の1にすることができる)を着用するので被ばく量はさらに減りますのでご安心ください。
昨日の新規感染者は仙台市で114人、宮城県全体では197人で前週の金曜日より47人の減少となり7日連続で前週同曜日比での減少となりました。新型コロナの減少ペースは緩いものの徐々に減少しています。一方、インフルエンザは前週発表(3.98)から少し増えて1医療機関当たりの感染者数4.08となりました。なお県全体では4.08でしたが気仙沼保健所管内では14.50となって再びインフルエンザ注意報が発令されています。3蜜回避、換気や手洗い・うがいなど基本的な感染症防止対策を徹底していきましょう。医療従事者の負担を再び増大させないためにも、自分たちの様々な楽しみを守るためにも、感染の拡大防止を最大限に心掛けていきましょう。
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