いずみ中山歯科のブログ
インプラントのメインテナンス3
おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にある🦷いずみ中山歯科🦷 事務の古川です。
今朝の仙台市南中山周辺は一部に青空も見られますが雲が多い空模様☁です。今朝の最低気温は未明に記録した6℃ほどで冷え込みはなく、朝7時の時点で10℃を上回りました。日中の予想最高気温は16℃と昨日より2℃ほど低い予報ですが、今日も4月中旬頃の陽気になるようです。日中は雲が出やすいものの陽が射すと暖かく感じられる1日になりそうです。ただ暖かくなるとスギ花粉が飛散し始めます。外出される方は新型コロナ、インフルエンザ等の感染症対策でもありますが、マスク着用のほか花粉症対策もしてお出かけになると良さそうです。外出されない方は陽射しがあれば室内に取り入れて温室効果を高めて無理のない範囲でエアコンの温度を下げて節電を心掛けるようにしましょう。体調に留意しながら適切にエアコンを使用し、併せて換気も心掛けるようにしてお過ごしください。
今週は歯を失った後の治療の1つインプラントについてご紹介しています。インプラントは失った自歯と同じように「噛む力」を取り戻せます。ただ、天然歯と比べると弱点があります。
一昨日にもご紹介したように、インプラントも歯周病になります。天然歯に起こる歯周病と同様、どちらも原因はプラーク(細菌の集合体)です。歯周病は歯の根元の周囲に付着した細菌が、当初は歯ぐきを炎症させ腫れや出血を引き起こします。これが「歯肉炎」です。歯肉炎が進行すると顎の骨が溶けてしまう歯周病となります。
インプラントの歯周病の進行も似ています。インプラントに付着したプラークが歯ぐきを炎症させ腫れや出血を引き起こします。天然歯だと「歯肉炎」の状態をインプラントでは「インプラント周囲粘膜炎」と呼びます。これが進行して顎の骨にまで炎症が及ぶと天然歯でいう「歯周病」=「インプラント周囲炎」となります。周囲炎が進むと顎の骨が溶けてインプラントとの結合が失われてインプラントが抜けてしまいます。
顎の骨が失われていくのは同じようですが、天然歯の歯周病では炎症は顎の骨には及んでいません。天然歯では歯と顎の骨の間には歯ぐきがあり細菌が骨の内部に入らないようにバリアとなっています。しかし、インプラント周囲炎では歯ぐきが無いため直接骨の内部に細菌が入り込んで炎症が起きています。いわば骨炎や骨髄炎と同じような状況のため、インプラント周囲炎は歯周病よりも危険な症状です。
このようにインプラントは天然歯と比較するとどうしても弱点ができてしまうので、定期的な歯科受診がとても大切になります。
昨日の新規感染者は仙台市で109人、宮城県全体では295人で前週の火曜日より129人の減少となり8日連続で前週同曜日比での減少となりました。新型コロナは減少傾向が続いていますが、インフルエンザはまだ増加傾向で県内に注意報が発表されています。昨日も雪が降ったようにまだ寒い日もありますが何とか換気や手洗い・うがいなどを心掛け基本的な感染症防止対策(3蜜回避、手洗い、マスク着用、換気)を徹底していきましょう。新型コロナに対応される医療従事者の負担を再び増大させないためにも、自分たちの様々な楽しみを守るためにも、感染の拡大防止を最大限に心掛けていきましょう。
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