いずみ中山歯科のブログ
食育2(離乳食の開始から離乳中期)
おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にある🦷いずみ中山歯科🦷 事務の古川です。
今朝の仙台市南中山周辺は小雨混じりのどんよりとした空模様です。今朝も2℃ほどまで冷え込みましたが、南寄りの風の影響か少しずつ気温が上がっていて日中の予想最高気温は11℃と昨日より少し高い予報でした。日中は次第に雲も晴れて太陽が顔を出してくれるようですが、夜になると北寄りの風に変わって明日にかけて気温がぐっと下がる予報なので、服装で体温調節をして気温の変化に対応するようにお気を付けください。また室内においても、節電要請への対応として重ね着をして寒さ対策を行ったうえで、無理のない範囲でエアコンの温度を下げるなどして節電を心掛けるようにしましょう。体調に留意しながら適切にエアコンを使用し、併せて換気も心掛けるようにしてお過ごしください。
「食育」についての2日目です。昨日は母乳から離乳食への変化と赤ちゃんの変化について簡単にご紹介しました。今日明日は成長に応じてどのようなことがあるかを交えてご紹介していきます。
離乳食を食べさせ始めても「べぇー」と吐き出されてしまうことがないでしょうか。それはもしかしたら離乳食の開始が少し早かったのかもしれません。もう一度ミルクなどに戻して、少し時間をおいてから離乳食を再開してみてはいかがでしょうか。離乳食などの開始時期は月齢で紹介されていることが多いですが、個人差もあり少し成長が遅いこともあります。なので月齢はおおまかな目安程度にして赤ちゃんのお口の状態で確認してみるようにしてください。
離乳初期(概ね5,6カ月以降)になると離乳食を始める時期に差し掛かります。おっぱいを吸っていた赤ちゃんにとって離乳食は劇的な変化で、美味しいはずの離乳食でもべぇーと舌で押し出してしまうことがあります。食事をしないと心配になりますが、この時期はまだおっぱいをしっかり飲んでいれば栄養の心配はないそうです。
まずは離乳食を始める時期をよく見極めるようにしてみてください。スプーンでちょんちょんと下唇をつついた時に舌で押し出したり、口にスプーンを入れさせてくれなかったりするような時は「離乳食はまだ早いですよ」というサインだそうです。2週間ほど離乳食を休んでからもう一度スプーンでちょんちょんを試して、口を開けてくれる時期を待ってみましょう。また、この時期は唇の感覚が発達し離乳食を下唇で巻き込んで取り込む力が備わってきます。大人の食事姿を見ながら一緒に口を動かし始める時期でもあるので、できる限り一緒に食事をするのが良いそうです。
次に離乳中期(概ね7,8カ月以降)になると下の前歯2本が生えてきて上唇も動くようになり併せて舌の動きも活発になってきます。下唇を巻き込むと歯に当たって痛いので離乳初期とは食べ方が変わってきます。舌を上あごに付けられるようになり、豆腐のような柔らかくても形のあるものをあごに押し付けてつぶせるようになります。唇が左右にキュッキュッと引っ張られていれば食べ物を押しつぶしているサインになります。
形のないペースト状のものから形のある軟らかいものを食べられるようになってきても、もぐもぐと噛んで食べているわけではありません。つぶせないような硬いものをあげるとべぇーとされてしまいます。食べる機能は徐々に養われていくものなので、子供の成長に合わせることを心掛けましょう。
また、こぼさないようにスプーンを口の奥まで入れたり、上唇にペーストを擦りつけるようにして食べさせたりすると唇や舌の動きを自分で学ぶということに対して受け身になってしまいます。「食べる機能」と「食べる意欲」をはぐくむために食事の効率が多少悪くても子供のペースに合わせることを心掛けましょう。
明日は離乳後期、離乳完了期についてご紹介します。
昨日の新規感染者は仙台市で1,739人、宮城県全体では2,058人で前週の月曜日より399人の増加となり3日連続での増加となりました。さらに月曜日としては過去最多の新規感染者数とのことでした。前週同曜日比で減少の日も見られていましたが、この3日はやや大きく増加が続いています。何とか確実な減少傾向と転ずるよう基本的な感染症防止対策(3蜜回避、手洗い、マスク着用、換気)を徹底していきましょう。新型コロナに対応される医療従事者の負担を再び増大させないためにも、自分たちの様々な楽しみを守るためにも、感染の拡大防止を最大限に心掛けていきましょう。
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