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いずみ中山歯科のブログ

誤嚥性肺炎の原因にもなる歯周病菌


 おはようございます、予防とメインテナンスに重点を置いている仙台市泉区にある🦷いずみ中山歯科🦷 事務の古川です。

 今朝の仙台市南中山周辺は時折霧雨⛆が降る朝です。今朝の最低気温は14℃ほどと今日もひんやりと感じ、日中の予想最高気温も19℃と日中もひんやりした1日になりそうです。今日は日中も雨が降る時間もあるようなので、外出される方は寒さ対策と雨に濡れにくい格好でお出かけになると良いかもしれません。昨日までで東北地方にも隣接する北陸、関東も梅雨入りしていて、東北南部もそろそろかなと思いましたが、明日からの週間予報を見てみると雨予報もなく曇り☁や晴れ🌞予報なので、東北地方の梅雨入りは来週以降になるかもしれませんね。

 先週は糖尿病、昨日は脳梗塞、心筋梗塞と歯周病が関連する病気についてご紹介しましたが、今日も歯周病が関係する病気「誤嚥性肺炎」についてご紹介します。

 まず肺炎という病気ですが、細菌やウイルスが肺の奥にある肺胞に入り込んで炎症を起こさせる病気です。肺胞は酸素を血液中に取り込み、二酸化炭素を血液から取り出す働きをしています。なので、肺胞に炎症が起こると酸素と二酸化炭素の交換ができなくなって呼吸困難を引き起こす病気です。

 次に今日の題材の誤嚥性肺炎ですが、本来「口→食道→胃」と移動するはずの食べ物や唾液が、「口→気管→肺」と移動してしまうのが原因で、食べ物や唾液に含まれる細菌やウイルスが肺で増殖して起こる病気です。本来食道から胃へ行くはずが誤って気管から肺へ行ってしまうのは、舌や口、喉の筋肉が衰えて、飲み込む力(嚥下(えんげ))が弱くなっているからです。普段の食事でむせることが多いとお感じの方は特に要注意です。

 口腔内の細菌の量が多いほど誤って肺に入る細菌の量も増えて誤嚥性肺炎になりやすくなります。歯周病は炎症を起こしている歯ぐきの中で歯周病菌が増殖している状態なので、歯周病菌をたくさん飼っている状態になります。

 歯科医師、歯科衛生士によるプロフェッショナルな口腔ケアで高齢者の誤嚥性肺炎が減るという統計データもあるそうで、口腔内の衛生状態は感染症の盛衰に直結することになります。歯周病対策としてのメインテナンス、毎日の歯みがきによるセルフケアで歯周病菌をコントロールすることが誤嚥性肺炎の予防にも繋がるようです。また、あいうべ体操やパタカラ体操などの口や舌を動かす運動は筋肉の衰えの予防にも繋がりますので、テレビを見ながらでもできますのでお試しになってみてください。

 いずみ中山歯科では、メインテナンスや歯みがき指導だけでなく、あいうべ体操、パタカラ体操のご紹介など、口腔ケアにも重点を置いていますのでお気軽にご相談ください。

 昨日の新規感染者は仙台市で202人、宮城県全体では305人で前週の火曜日より41人の増加でした。この数日は前週の同じ曜日との減少数より増加数の方が多くやや増加傾向に変化しているように感じます。しっかりと減少傾向が続くように引き続き基本的な新型コロナ感染防止対策(3蜜回避、手洗い、マスク着用)を万全にして過ごしていきましょう。新型コロナに対応される医療従事者の負担を再び増大させないためにも、自分たちの様々な楽しみを守るためにも、感染の拡大防止を最大限に心掛けていきましょう。

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