いずみ中山歯科のブログ
唾液の効果?
おはようございます、🦷いずみ中山歯科🦷 事務の古川です。
今朝の仙台市南中山周辺は雨☔です。朝の気温は12℃と、雲が広がっていて放射冷却がなかったため冷え込みませんでしたが、日中の予想最高気温は14℃とほとんど気温が上がらない肌寒い1日になりそうです。また、風もやや強まる時間帯もあるそうなので、しっかりした傘でお出かけになると良いかもしれません。
昨日に引き続き日曜日の糖尿病がご専門の西田亙先生によるオンライン講演会の内容から、昨日はインフルエンザの流行について書かせていただきましたが、今日は 新型コロナについても少しご紹介します。
新型コロナウイルスは当初高齢者や喫煙者に重症化の傾向が見られていました。これは「唾液の力が関係している!」とのお話でした。
高齢者や喫煙者は唾液の分泌能力が低下して、唾液の分泌量そのものが減少してしまうそうです。一方、赤ちゃんなどはだらだら口から流れ出るほど唾液がよく分泌されています。
新型コロナウイルスは唾液腺に感染することが確認されており、唾液が多く出るほどウイルスが定着できずに流れ出ていきます。高齢になるほど唾液の分泌量は減少してしまうので、若い世代より高齢者に新型コロナの感染者が多くなった要因の1つと推測されているようです。
唾液には虫歯予防、口臭予防など様々な効力がありますが、新型コロナの感染対策にも大いに効果があるようです。口の中には、耳下腺、顎下腺、舌下腺という唾液を出す器官があり、これらを称して唾液腺と呼びます。
唾液の分泌量を増やすための唾液腺マッサージのほか、「あー、いー、うー、べー(あいうべ体操)」と口を大げさなくらいに動かしたり、口を閉じて舌で唇の裏側を円を描くように押して回したりすることも唾液の分泌に有効だそうです。
以下に唾液腺マッサージの方法を記載しますので、ぜひ色々試して、様々な効力のある唾液の分泌量を増やしてみてください。
唾液腺マッサージ
1.耳下腺マッサージ:指数本を耳たぶのやや前方(上の奥歯あたりのほほ)に当て、10回ほど円を描くようにマッサージします。
2.顎下腺マッサージ:顎下腺はあごの骨の内側のやわらかい部分です。顎のラインの内側のくぼみ部分3~4か所を耳の下から顎の下まで順に押します。目安は各ポイントを5回ほどです。
3.舌下腺マッサージ:舌下腺はあごの先のとがった部分の内側です。顎の真下から舌を押し上げるように10回ほど上方向にゆっくり押し当てます。
唾液腺マッサージとともにいずみ中山歯科では、「あいうべ体操」も推奨しております。あいうべ体操は唾液の分泌を促進するほか、口腔内の問題に限らず、アレルギー疾患や便秘、顔のむくみなどにも効果があるそうですので、ぜひ試してみてください。あいうべ体操については、後日またご紹介させていただきます。
いずみ中山歯科では、あいうべ体操、唾液腺マッサージの仕方についてもアドバイスを行えますので、やり方を知りたい方、上手にできているか確認してほしい方などお気軽にご相談ください。
10月31日までの期間はリバウンド防止徹底期間です。昨日の仙台市の新規感染者の確認は2人でした。宮城県全体としては3人でした。引き続き1桁台前半の確認数ではありますが、個人個人が気を抜いてしまうとまた急速な再拡大の可能性もあるかと思われます。新型コロナに対応される医療従事者の負担を再拡大させないためにも、自分たちの様々な楽しみを守るためにも、個人でできる最大限の感染防止対策として、先にも述べた手洗い、うがい、手指消毒、マスク着用など可能な限り丁寧に行うことで一人一人が感染の再拡大防止を心掛けていきましょう。
自分のため、家族のため、友人のため、医療従事者のため、また飲食店や観光業など新型コロナの影響をまともに受けている業界のためにも、できるだけ多くの人が協力して、なんとしても新型コロナのリバウンドを防止しましょう。
#いずみ中山歯科 予防
#いずみ中山歯科 仙台市泉区
#いずみ中山歯科 メインテナンス
#いずみ中山歯科 歯科衛生士
#いずみ中山歯科 ブログ