いずみ中山歯科のブログ
江戸時代の人も歯周病?
おはようございます、🦷いずみ中山歯科🦷 事務の古川です。
今朝の仙台市泉区南中山周辺は小雨☔です。次第に雨は上がるようですが、雲☁に覆われたままの1日になる予報で、気温もほとんど上がらず予想最高気温20℃とやや肌寒さを感じる日になりそうです。昨日は予想ほど気温は上がらず最高気温は24℃だったようですが、それでも昨日との気温差は4℃と大きいので、体調を崩されませぬようお気を付けください。また、一応雨は上がるようですが、南中山周辺は急なにわか雨☔があるかもしれません。お出かけの際は折り畳み傘をお持ちになってお出かけされると良いかもしれません。
今日は10月5日付の日本歯科新聞に掲載されていた「江戸時代の人も歯周病に罹患か」という記事を簡単にご紹介します。
東京医科歯科大学大学院や総合研究大学大学院などの研究グループによると、江戸時代後期の12人の古人骨と採取した歯石のDNAを解析して当時の口腔疾患罹患状況と口腔内の細菌組成を調べたそうです。
断層撮影による歯周病診断では4割以上の人に歯周病が原因と思われる歯槽骨の吸収が確認されたそうで、歯周病に罹患していた可能性があるそうです。さらに歯石DNAの細菌叢を解析したところ、11系統の細菌門で江戸時代と現代日本人で共通だった一方、3門は現代人のみで確認されたそうです。
また、歯周炎の代表的な病原菌レッドコンプレックスは現代人の歯垢から多く検出され、江戸時代の歯石からは検出されなかったそうです。研究結果から、現代の日本人と江戸時代の日本人では細菌同士の関係性が違っていたようです。口腔内の細菌の組成は食事や生活習慣などの環境要因によって変化するので、鎖国政策で外国からの細菌伝播が少なかったことが影響している可能性があるとのことでした。
医学、歯学が進歩しても残念なことに今のところ歯周病は無くならないんですね。10月5日付の当ブログにも投稿したとおり、歯周病は本当にやっかい病気です。ただ、江戸時代と違い、現代には歯科医院があります。ご自身による毎日の歯みがきなどの口腔ケアと歯科医院での定期的なメインテナンスにより口腔内を清潔に保つことで歯周病をコントロールすることは可能です。
ご自身による口腔ケアと歯科医院でのメインテナンスの2本立てで口腔内の健全性を維持していきましょう。
いずみ中山歯科では7人の歯科衛生士によるメインテナンスに重点を置いていますので、メインテンスについてどんなことでも構いませんので、聞いてみたいことがあればお気軽にご相談ください。
10月31日までの期間はリバウンド防止徹底期間です。仙台市の新規感染者の確認は1桁台の前半で推移していて落ち着いているようですが、新型コロナは決して収束したわけではありません。個人個人が気を抜いてしまうとまた急速な再拡大の可能性もあるかと思われます。新型コロナに対応される医療従事者の負担を再拡大させないためにも個人でできる最大限の感染防止対策として、手洗い、うがい、手指消毒、マスク着用など可能な限り丁寧に行うことで一人一人が感染の再拡大防止を心掛けていきましょう。
自分のため、家族のため、友人のため、医療従事者のため、また飲食店や観光業など新型コロナの影響をまともに受けている業界のためにも、できるだけ多くの人が協力して、なんとしても新型コロナのリバウンドを防止しましょう。
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